神曲 天国篇 河出文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463179
ISBN 10 : 4309463177
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,525p

内容詳細

三昼夜を過ごした煉獄の山をあとにして、ダンテはペアトリーチェとともに天上へと上昇をはじめる。光明を放つ魂たちに歓迎されながら至高天に向けて天国を昇りつづけ、旅の終わりにダンテはついに神を見る。「神聖喜劇」の名を冠された、世界文学史に屹立する壮大な物語の完結篇、第三部天国篇。巻末に「詩篇」を収録。

【著者紹介】
ダンテ・アリギエーリ : 1265年、トスカーナ地方フィレンツェ生まれ。イタリアの詩人。政治活動に深くかかわるが、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放される。以後、生涯にわたり放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没

平川祐弘 : 1931年、東京都生まれ。東京大学名誉教授(比較文学比較文化)。『東の橘西のオレンジ』でサントリー学芸賞受賞、『ラフカディオ・ハーン』で和辻哲郎文化賞受賞、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞・日本翻訳出版文化賞受賞。紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    映像的な物語というより、神学的要素が強いように感じました。ベアトリーチェと共に天上へ向かうダンテ。輝くばかりの魂に歓迎されながら天国への道を登りつめ、ついに神との対面を果たすのはこの物語のクライマックスといえるでしょう。神聖喜劇として名高い名作として文学史に名を残しているのも納得です。

  • S さん

    地獄篇ではおどろおどろしさ、煉獄篇では抒情的なロマンチックさが前面に出されていたが、天国篇では神秘的な描写と宗教論が続いている。地獄篇、煉獄篇のレビューでは書きそびれてしまったが、本書河出文庫版の訳は各章ごとにあらすじが前置きされており、本文末尾に難解な寓意や歴史的背景を訳注に添えてあるため、世界観が掴みやすく、物語に入りやすい。挿絵はドレで統一されており、それぞれの世界観が緻密に描かれている。言葉はもちろん視覚的な芸術も併せて堪能できた作品だった。

  • 若布酒まちゃひこ/びんた さん

    天国篇はむしろ地獄。渇望をやめ、ひとの想像すらゆるされない世界のイメージは楽園というよりも死の風景にちかい。

  • マウリツィウス さん

    【PARADISO】『失楽園』『経験の歌』を包含済のダンテはこの終局にてスコラ理論を黙示録預言により超えてしまう。ここに文学的権威が存在し、ダンテ以降作家がキリスト教主題を敬遠する根拠は明らかだ。彼の天国像が《黙示録》を《楽園》想起へと還元することで後世叙事詩のキリスト教介入を許さなかったためだ。すなわち、神曲=神聖喜劇の求める救済完結像は極めてひとつ、創世記と黙示録の直結=αとΩの交わる場所、そうエゼキエル預言/ヨハネ黙示の究極合流ポイントでもあった救済の極致=《「私のほかに神はいない」》旧約新約連続。

  • きりぱい さん

    読みやすいけどわかりやすいとは限らない天国篇。いよいよ着いたと思ったら、天国にも10個もの階層、というか天体があった!まだ第1の天、月へ行ったばかりなのに、丁寧にも、この先は難解ぞよ!みたいなダンテの警告が入る。言われて止めるのもあれなので進んだけれど、ほんとに難解だった!聖人の出現に麻痺してきたのか、ラストのまばゆい悦びよりも、そのもっと前に、子午線を見ていて思いがけず、至高天へ昇る途中のキリストを見るまばゆさに胸が高鳴った気がする。ダンテの祖父の祖父カッチャグイダと出会う辺りもいい。

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