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ISBN 10 : 4094026967
Content Description
「造田博教を作りました」一九九九年九月八日、白昼の池袋で、包丁と金槌を手に、突如通行人に襲いかかり二人の女性の命を奪った“通り魔殺人犯”造田博は、逮捕後、友人にあてた手紙にそう書き記した。裁判を通じてほとんど何も語ろうとしなかった“通り魔”が、幾千万の言葉を費やして語ろうとする「造田博教」とは一体何なのか。オウム事件以降、「大阪池田小学校児童惨殺事件」へと続く、身勝手な無差別殺人事件の連鎖―。“通り魔”から届いた二十五通の手紙をもとに、その背景にある現代の社会病理に迫る。
目次 : 第1章 宛名のない手紙/ 第2章 日本が嫌いな殺人者/ 第3章 『造田博教』誕生/ 第4章 誇大妄想/ 第5章 ひとりぼっちのテロ/ 第6章 独りカルト/ 第7章 判決/ 終章 繭の鼓動
【著者紹介】
青沼陽一郎 : 1968年、長野県生まれ。早稲田大学卒業。テレビ番組の制作にかかわったのち、96年、フリージャーナリストとして独立。裁判傍聴など綿密な取材をもとに、オウム真理教をはじめとする犯罪・事件の背景を追い続ける社会派の気鋭。「週刊文春」「FRIDAY」他、雑誌を舞台に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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澤水月
読了日:2014/05/13
うたまる
読了日:2014/12/26
ボンタンパンチ
読了日:2019/05/01
のんたん
読了日:2008/07/20
まりん
読了日:2008/06/17
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