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勅任艦長への航海 英国海軍の雄ジャック・オーブリー 上 ハヤカワ文庫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150410360
ISBN 10 : 4150410364
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アミアンの和約で英仏が休戦し、英国海軍海尉ジャック・オーブリーは平和な日々を送っていた。一方、友人の医者マチュリンは、独立を目指すカタロニアの情勢を探るよう、政府から密命を受けていた。そうとは知らぬオーブリーは、突然陥った経済的危機から逃れるため彼とフランスに入るが、再び戦端が開かれた。二人は苦難の逃走の末に東インド会社の貿易船で英国に向かう。だが、行く手にはフランスの私掠船ベローヌ号が。

【著者紹介】
パトリック・オブライアン : 本名パトリック・ラス。1914年、アイルランドに生まれ、その後イングランド、フランスと移り住む。30年から作品を発表するが、オブライアン名義では52年のTestimoniesが最初となる。その後70年に『新鋭艦長、戦乱の海へ』で『英国海軍の雄ジャック・オーブリー』シリーズの執筆を開始し、全20巻で完結させた。このシリーズ以外にも、伝記などを執筆し、小説家、伝記作家として知られる。2000年没

高沢次郎 : 1946年生まれ。1969年東京外国語大学英米語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hotspur

    巻頭まもなくアミアンの和約で陸上生活を余儀なくされたジャック・オーブリーとスティーブン・マチューリン。あれ?オーブリーが「堂々たる偉丈夫」になっているのがちょっとおかしい。二人の社交生活、オーブリーに降りかかる経済危機、和約破棄に伴うスペインでの逃走、指揮艦の確保など出来事は多岐にわたるが、海上シーンが少ない分、本巻はやや地味な印象がある。しかし、オーブリーとマチューリンとの関係の微妙さだとか、海軍本部におけるオーブリーの交渉だとか、スクリブンやプリングスなどの端役の書き込みなど、なかなか読み応えがある。

  • 連雀

    以前読んだ時にはなかなか海に出ないので辟易としていたのを思い出しました。しかし、今は19世紀初頭の戦間期におけるオーブリーとマチュリンの二人の暮らしぶりを眺めるのが楽しい。艦上では神の如く振る舞う艦長が、陸ではただの愚かな一人の男に過ぎない描写も実に面白く読めます!!

  • nightbird

    今更だけど日本版のシリーズタイトルはこういうのじゃない方が良かったのでは?ひたすら海洋!漢!ミリタリー!って感じの作品ではないよね。この2巻目は冒頭から英仏の和平で艦長が失業状態。前半は船にも乗らず、タイプ違いの三姉妹と彼女たちを嫁がせたい母、未亡人の魔性の叔母がいる田舎の館を訪れたオーブリー&マチュリンの「男性視点のオースティン」みたいな恋愛模様が描かれたり、クマさんのコスプレ(着ぐるみ)姿で旅するオーブリーが見られたりしてかなりとぼけた味。可笑しい。やっと新しい船が登場するのは上巻の終盤。下巻へ。

  • スー

    陸上での物語は中々読み進まなかった。海上に出たとたんにジャックが生き生きしてきて読んでるこちらまで楽しくなった。昔の船はそれぞれに性格の様に特長が有ったのだろう、船乗り達が船を愛してるのが感じられていい。

  • Marina

    ジャックとスティーブンの恋の話が出てきたのは人間らしくていいとして、一体誰が誰を好きなのか、本気なのか遊びなのか、さっぱりわからなくて混乱しました。そして借金取りから逃げ惑うジャックに同情していいものかどうか、さらに混乱。後半やっと男だけの世界に戻って船出して、一安心(笑)

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