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トリニティ・ブラッド Rage Against the Moons 5 バード・ケージ 角川スニーカー文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044184131
ISBN 10 : 4044184135
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
吉田直 ,  
追加情報
:
15cm,351p

内容詳細

大災厄で文明が滅んだ遠未来。異種知性体・吸血鬼と人類の闘争が続く暗黒の時代―集うのは己の保身に執着する政治家たち。それは兄フランチェスコに対抗するため、美しき枢機卿が開いた宴だった。しかし厳重に警備されていたはずの会場は薔薇十字騎士団に襲われ、アベルも凶弾に倒れる。カテリーナは瀕死のアベルを連れ脱出できるか!?全世界注目のノイエ・バロックオペラ『トリ・ブラ』R.A.M.第5幕―汝、目をそらすことなかれ。

(「BOOK」データベースより)

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ついにソードダンサーのユーグの物語が決着...

投稿日:2021/04/15 (木)

ついにソードダンサーのユーグの物語が決着の時を迎えます。この巻は表紙のユーグはもちろんですがワーズワース氏の活躍も多いのでそこが見どころですかね。ようやくユーグの孤独な復讐劇にも幕が下ろされ、こっそりとサポートに回ってくれたハヴェルにも、彼がこの後どういう運命を辿るのかがわかっているが故にじんときました。

ラビ さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    「ローマン・ホリディ」は親馬鹿のレオンが伺えて微笑ましいです。表題作は平等の愛か大切な者を優先する愛かという宗教上の愛と自然的愛への問いを抉り出しています。「ラジオ・ヘッド」は外道ぶりを発揮する2人の話。ちゃっかり、趣味を満喫するケンプファーと彼を年寄扱いできて兄弟と紹介されてぶつくさ言うデェートリッヒのやり取りが小気味よい反面、美談化されそうなことでも人を巻き添えにする結果を導くエゴイズムを見出すシニカルさにやられます。そしてユーグを大切に思ってくれる人がたくさんいることが実感できて胸が熱くなります。

  • かや さん

    父親らしいレオンや、アベルとカテリーナさんの絆が良かったな。読むたびにAxの派遣執行官達って素敵だと思います。今回はAxの敵である、薔薇十字騎士団の幹部もいろいろと出てきておもしろかった。ノイマン3兄弟気になります。ケンプファーとディートリッヒがメインの『RADIO HEAD』も仲が悪そうで良い(?)会話が楽しかった。外伝の方は完結。ユーグ良かったね、と言える終わり方でした。あと、教授とハヴェルの活躍がものすごく好きでした。

  • ちゃか さん

    「剣によりて生くる者は――」「――剣によりて滅びぬ、エィメン!」。ユーグのこの聖句が好き。プロフェッサーが外伝で使ってた手にはまるあたりは、誰しも同じことを考えるってことですかね。

  • ヤマイシ(病氏)(山石) さん

    本編…自分の身が危うくなろうとも、ギリギリまで能力を発動させようとしないアベルカッコいいです!しかしAx以外の取り巻きは使えねえ連中ばかりだなあ。 外伝…よかったーユーグ本懐遂げられてよかったー!しかしここ一番での仲間の援軍は嬉しいですね。読んでて気持ちよかった!

  • 水瀬しあ さん

    短編連作バージョンその5。どの話も、派手な立ち回りが多くて盛り上がります。表題作では珍しく(というのも酷いですが)"教授"が活躍。外伝では新たな派遣執行官も登場します。なかなかクセが強くて好み。そして特筆すべきは、騎士団の"魔術師"と"人形使い"がメインとなっている話があることかと。このコンビの掛け合い、楽しすぎます。敵なのにハマってしまいそうなくらいに。"人形使い"のしゃあしゃあとした言い方が、"魔術師"相手だと親しげな応酬になってステキ。

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