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やくそくするね。

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892385384
ISBN 10 : 4892385387
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ノリコは小学2年生。自然保護官になるのが夢だと教えてくれた優しい兄ケンイチは、母の代わりに新聞配達をしていて震災で亡くなってしまう。その年、ルミナリエを見て妹のノリコが決意したこととは…。

【著者紹介】
杉本深由起 : 大阪府に生まれる。詩誌「季」「野いちご」同人。詩集『トマトのきぶん』(教育出版センター)で、第24回日本児童文芸家協会新人賞受賞。兵庫県西宮市在住

永田萠 : 兵庫県に生まれる。出版会社などでグラフィックデザインの仕事に携わった後、1975年にイラストレーターとして独立。カラーインクを駆使した鮮やかな色彩と日本的なぼかしの技法で独自の画風をつくりだした。著書に『花待月に』(偕成社・1987年ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    ルミナリエという言葉から、神戸ルミナリエに調べついたとき、この絵本に込められた鎮魂と大きな願いを感じ取りました。 神戸ルミナリエは、犠牲者の鎮魂と、都市の復興を願って始められた電飾のイベントなのですね。 前知識なしに手にした絵本ですが、内容の重大さに気づかされてから、ひきこまれてしまいました。 忘れてはいけない災害です。

  • 紫綺

    ド〜ンと背中を突き上げられて眼を覚ました記憶が甦る(私は京都ですが)。阪神大震災を題材にした童話。永田萠の美しいイラストが哀しみを誘う。以前、情報誌の取材で「妖精村」へインタビューに行き、恥ずかしながらサイン&握手してもらったほどの大ファンです。

  • 扉のこちら側

    初読。阪神大震災で亡くなった兄と残された妹の約束をつなぐバンダナ。

  • けんちゃん

    読友さんのご紹介本。1月17日になんとか間に合いました。この震災も、ルミナリエも私にはテレビ画像での体験しかありませんが、主人公と同じような思いを持って成長し、そしてその思いを叶えた人もきっとたくさんいるのでしょうね。町は復興しても人々の壊された人生、心の復興はとても長く難しい道なのでしょうね。淡々と書かれた文章、そして温かなイラストが心に響きます。

  • アキ

    気がつけば娘も妻も読んだ様子。17日は娘や息子の学校で震災集会(学習)が開かれます。震災後に生まれた我が子たちですが、幼稚園、小学校、中学校と通うたび、校庭には亡くなった園児・学童・生徒を慰霊する碑が必ずあります。そこに刻まれているのは亡くなった子どもたちの名前と、いつになっても変わることのない年齢です。私たち親は我が子の成長とコントラストをなすその年齢をいつもいつも不憫に思います。同時に、亡くなった子どもたちの魂がどこにいくのか、ずっと気になっていましたが、本編がそれに応えてくれました。

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