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ぽっぺん先生と笑うカモメ号 岩波少年文庫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001141009
ISBN 10 : 4001141000
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぽっぺん先生は1羽のワライカモメとともに、模型のヨットにのって航海にでていた。めざすは、幻の島アルカ・ナイカ。やがてヨットは、人間への呪いにみちた不気味な魔の海へ突入していく。小学4・5年以上。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    ぽっぺん先生第3作。単行本の方で読む。241ページ。例によって先生は、いきなり異変に放り込まれる。1羽の愛すべきカモメとの冒険記。読んでいけば、カモメの言うことを聞いておくのが、一番安全だとわかるのに、先生は人間としてのプライドで逆らってばかり。そして案の定、恐怖の出来事にたたき込まれる。これは夢なんだろうか、いやそうではない。ラストを最後までよく読もう。さて始まりの部分だが、ディテールを追っていくと、実によく考えられた書き出しだと思う。すぐ引き込まれますね。

  • たつや

    ひねくれた読み方をすると、なぞなぞの本、大学の沼の生態系、と来て、次は何にしましょう?「海でいいんじゃない?」という打ち合わせがあったのかな?と思わせる雰囲気、突然すぎる航海はさほど気にはなりませんが、絶滅種の鎮魂歌というのを読んで納得。

  • たぬ

    ☆4.5 期せずして航海に乗り出す羽目になったぽっぺん先生(とカモメの女子)のドキドキハラハラ大アドベンチャーだよ。駄洒落の応酬に小学生の自由帳から飛び出してきたようなへんてこな動物たち。かと思えば処刑されたイギリス国王やら進化論やら知的な面も覗かせてる。ぽっぺん先生と奇妙なメンツの問答がもう笑えてしょうがなかったわ。存在は知っていたけど読むのは初めてのこのシリーズ、想定外に面白くて確かな満足です。

  • 天茶

    ★★★★☆

  • Tちゃん

    話がいきなりはじまりドンドン進む。ぽっぺん先生が奮闘するさまや呑気さが面白かったり、次々起こる超常現象(?)がおどろおどろしかったり、とにかく話が停滞しない。 そしてラストはしっとり、少し切ない。ツンデレカモメが健気で泣かせてくる。

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