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ないようである、かもしれない 発酵ラブな精神科医の妄言

星野概念

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909394484
ISBN 10 : 4909394486
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

くるくるパーマ、ヘビ、日本酒…治療でも、ましてや呪術でもないのに心の淀みがほどける不思議な20話。最注目の精神科医待望のデビュー作。

目次 : 1 発酵する精神科臨床のはなし(日常も発酵も深海も、/ 人との和、輪、ワニ、を感じた月/ キラキラしている人の胸の内には、/ 加圧もプラセボも信仰も、そして発酵も、)/ 2 「ないようである」のレッスン(小さな神様に見えてしかたありません。/ 「そもそも」を追うことが鍵のような気/ 「精神と時の部屋の逆の部屋」みたいな、/ 信頼というのは、信じて頼ると書くわけで、/ 共通するのは、「曖昧さに耐える」ということ/ 勘は、馬鹿にできないどころかとても大切な)/ 3 かもしれない精神医療(境界線を揺らしたり、曖昧にさせるような小さな出来事/ 人間はみんな違って面倒くさい!…からこそ最高にドラマティック/ 簡単に泣かせず、むしろ笑わせるMさん/ どうしても生じてしまう圧は、/ 頼りになる人が自分のなかに内在して/ 遅めのスピード感を意識するということが)/ 4 「ないようである」菌やウイルスと生きる(ノロとアニキはまったく別の生物ですが、/ 自宅多めの生活から社会多めの生活に戻るのは、思いのほか/ 「普通」というのは正しさとか正解とかを意味するわけでは/ 無数の菌たちが無理なく自在にそこに)

【著者紹介】
星野概念 : 1978年生まれ。精神科医など。病院に勤務する傍ら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • K1

    エッセイを通して読んで、改めて表紙を見直してーにんまり。日常のモヤモヤ感を言葉になるまで発酵させて、美味いお酒で洗い流したくなりました。

  • Gaooo

    精神科医でもある著者。他者を「わかりきることはできない」ゆえに、「あいまいさ」を許しながら関わり続けることを随所で語ってくれる。「あいまい」は弱いようで強い

  • joyjoy

    円環的。「そもそも」と「かもしれない」。曖昧さに耐える。などなど、印象的な言葉にたくさん出会えた。オープンダイアローグ。見た目は静かだけれどエキサイティング。これって集まりでの読書の時間と似ているな。貴重な場、大事にしよう。この本を読む時間も、静かにエキサイティングだった。ふつふつふつ。自分のなかでも何かが醸し出されていく気がする。

  • りんご1つ

    ずーっと心地よい毛布で包まれているかのような気持ちで読んでました。無いようであるものって世の中に、自分の中にもたくさん溢れていますね。断定しない優しさ、分からないものをそのまま眺めて付き合って、またそれが変化して、何かが醸成されて…待つことができるのっていいなと思いました。曖昧さ、どこに着地するのか分からないのをワクワクされていそうな概念さんのセンスが本当に好きです。 心から読んでよかったです!!

  • Asakura Arata

    精神科医で音楽やっている人は、自分のまわりにもかなりいる。プロの人も数人知っている。そんなわけで購入したのだが、面白い内容だった。臨床姿勢も共感する部分が多かった。漢方やっているところとか。自分が所属していた大学のおとなりの大学だし。自分が研修医のときは合同研究会をやっていたな。何人かそちらの大学の知り合いもいるし。自分にとっての「ないようである」は、患者さんにとっての治療者としての存在かな。

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