呪文 河出文庫

星野智幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416328
ISBN 10 : 4309416322
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
248p;15

内容詳細

さびれゆく松保商店街に現れた若きカリスマ図領。クレーマーの撃退を手始めに、彼は商店街の生き残りを賭けた改革に着手した。廃業店舗には若い働き手を斡旋し、独自の融資制度を立ち上げ、自警団「未来系」が組織される。人々は、希望あふれる彼の言葉に熱狂したのだが、ある時「未来系」が暴走を始めて…。揺らぐ「正義」と、過激化する暴力。この街を支配しているのは誰なのか?いま、壮絶な闘いが幕を開ける!

【著者紹介】
星野智幸 : 1965年、アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、早稲田大学卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。97年「最後の吐息」で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かみぶくろ さん

    いい感じに陰険で楽しく読めた。この作者はクズの生態を余すところなく熟知している。そしてそんなクズの原料とは、何者にもなれずに承認を求めてもがく我々が、身の内に潜ませている黒い何かだ。だから物語の範囲は一つの商店街の中で起るいざこざでしかないないのに、そのテーマは、現代日本、果ては不寛容がはびこる世界の隅々まで普遍化して照射する。言葉って、つくづく呪いと紙一重だと思う。

  • はじめさん さん

    桐野夏生の紹介帯につられて。/ どこにでもある商店街。オシャレ系の雑貨や飲食店は短期間で潰れ、昔からの店でもジリ貧だが、生え抜きと余所者との溝もある…そんな中、若手の旗手として居酒屋を経営する男の店に現れたクレーマー「ディスラー総統」により、ある事ない事がネットに書き殴られ、たちまち炎上→押し寄せるネット民…組合でちょうど男の改革案に反対していた古参により槍玉にあげられるが、それは居酒屋男の罠。たちまち世論を取り込み、逆に客が溢れ商店街全体が活気づく。シンパたちをまとめた男の次なる狙いは。「正義」とは?

  • ネムル さん

    ネットでのヘイトと容易に煽動される大衆。どこかで見たような、見飽きたような言説とぺらい登場人物。この手垢のついたぺらさが作品に説得力を与えている一方で、この手垢を小説がいかに乗り越えうるかというジレンマに目をつむっている印象を受ける。端的にいって、全く面白くない。

  • ミヤッチ さん

    ずっと気になっていた小説。ネットの口コミの力の怖さ。

  • SAT(M) さん

    あるネットの誹謗中庸をきっかけに、商店街に自警団ができて…というお話。架空の商店街が舞台なのですが、このディテールの書き込みが緻密で、読みながら街が立ち上がって行くような感覚を覚えました。それゆえに、後半に”演説”がメインになってしまうのが残念な気が…。よくあるディストピア方面に物語が進んで行くのだろうな、と思って読んでいると、それとは若干違う方向に行くあたり、いい意味で期待を裏切られました。登場人物の一人一人の心の動きが唐突なので、感情移入して読むタイプの作品ではなさそう…。

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