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ISBN 10 : 4103538619
Content Description
スイスを拠点に「反物質」の研究を行ってきた物理学者は、2011年の福島第一原発事故以降、Twitterでの独自の情報分析によってまたたく間に人びとに知られる存在となる。最先端の研究と、一般の人びとへの発信。一見、両極に位置するかに見えるこれらの活動を貫いていたのは、「科学的思考」という軸だった。世界的な科学者はなぜ研究室を飛び出し、世間を奔走することになったのか?そして東大退職後、「ほぼ日」に入社した彼は、どのように科学的思考をビジネスに活かしているのか。あらゆる出来事について流言やフェイクニュースが飛び交う不安な時代に、これからの世界を生き抜くための「思考の羅針盤」とは―。
目次 : はじめに 科学という羅針盤/ 第1章 世界への扉―松本/ 第2章 「自分でやる」を叶える土台―アメリカ‐カナダ/ 第3章 人がやらないことを見つける―つくば/ 第4章 枠の外からエサを狙う生き方―ジュネーヴ/ 第5章 社会のための科学者―福島/ 第6章 科学者の「仕事」―東京/ おわりに ぶれない軸で世界を歩め
【著者紹介】
早野龍五 : 物理学者。1952年生まれ。東京大学名誉教授、スズキ・メソード会長、株式会社ほぼ日サイエンスフェロー。東京大学理学部物理学科、同大学院理学系研究科修了(理学博士・物理学)。スイスにある世界最大の物理学実験施設CERN(欧州原子核研究機構)を拠点に「反物質」の研究を行い、1998年井上学術賞、2008年仁科記念賞、2009年中日文化賞を受賞。2011年3月以降、福島第一原子力発電所事故に関してTwitterから現状分析と情報発信を行い、福島の放射線調査に大きな役割を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けんとまん1007
読了日:2023/05/28
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読了日:2021/06/20
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