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店長がバカすぎて ハルキ文庫

早見和真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758444262
ISBN 10 : 4758444269
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan

Content Description

谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる!毎日「マジで辞めてやる!」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は―。全国の読者、書店員から、感動、共感、応援を沢山いただいた、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。巻末にボーナストラック&早見和真×角川春樹のオリジナル対談を収録!

【著者紹介】
早見和真 : 1977年、神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』でデビュー。同作は映画化、コミック化されベストセラーとなる。14年『ぼくたちの家族』が映画化、15年『イノセント・デイズ』が第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞、テレビドラマ化もされ大ベストセラーとなる。20年『ザ・ロイヤルファミリー』で第33回山本周五郎賞及びJRA賞馬事文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    過激なタイトルで惹かれて手に取った(TLも賑わせていたし)こちら、内容は至って真面目なお仕事小説だった。書店員、憧れたなぁ。出版業界の内実もとても興味深く描写されており、なによりもユーモアに満ちた視点が楽しい。映像化されたらイイと思うな。店長のキャスティングは、若い頃の阿部ちゃんで(笑)

  • ノアジ2002

    早見和真作品三作目です。谷原京子は書店の契約社員、仕事で接する店長や書店の内情を、コミカルに描いています。読み始めは「私の笑いのツボ」が乏しいので、なんと愚痴の多い女性だと思わせられた。一章を読むにしたがい、店長の「ボケ」京子の「ツッコミ」にリズムを感じ、何時でも退職届を用意している様に(笑い)が出るようになりました。同僚学生アルバイトが大手出版社社員になり、自分を卑下してしまうナイーブさも同化します。コミカルな展開から難しい事ですが、続編があり実在の著作、また他のジャンルの書籍事情も描いてほしい。

  • mae.dat

    早見さんの家の書棚の辞書の『傑作』の項目には『店長がバカすぎて』とあるに違いない。表題作から『結局、私がバカすぎて』に繋がる『◯◯がバカすぎて』6話連作になっていまして。主人公は店員の谷原京子さん目線で物語は進むの。「◯◯がバカすぎて」って言い方は、自身の境遇の悪さを他の人に転嫁している様で、頂けないなぁと。でも一応上司である店長を指していますからね、ロックとしておきましょうか。とか思いながら読んでました。そしたら最終話ですよね。儂と京子さんは完全にシンクロしましたよ。まんまと嵌められました( ¨̮ )。

  • あきら

    いやあ、笑わせていただきました。 面白い! 読んでて、元気をもらえます。 笑いがほしい時にぜひ。

  • Kanonlicht

    職場のドタバタに振り回される書店員の話、なんだけど、意外なことにミステリー要素もあり、面白ネタ的な記述にも伏線が仕込まれていたりする。登場人物たちの感情の振れ幅が大きくて、ちょっとついていくのがたいへんなところもあるけれど、それも疾走感となって一気に読ませる。巻末の対談にもあるように、映像化を意識して書かれているなという印象。

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