問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

早見和真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022520296
ISBN 10 : 4022520299
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
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内容詳細

中学受験も、親友との関係も、家族のことも、絶対に後悔したくない。なのに小学校最後の夏休み、十和の感情は大爆発する。だから‥‥! 全力で受験に向かっていく。『店長がバカすぎて』山本猛店長(武蔵野書店吉祥寺本店)推薦「当店いち押しの感動作。私も大活躍しております!」【内容紹介】小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒むのか。苛立つ十和に対して、母はなかば強引に中学受験を決めてしまう。このわだかまる気持ちをぶつけられるのは、LINEで繋がる「あの人」だけだ――。ここから逃げ出したい。その思いは大阪で一人暮らす祖母へと向かい、十和は大阪の私立中学に進む決意をする。4人が離れて暮らすことに父は反対するが、あることを条件に十和の希望を受け入れるのだった。バラバラになりそうな一家は、この問題を解決することができるのか? 中学受験を通して家族の成長を描く感動作。45万部突破の人気シリーズ『店長がバカすぎて』の山本猛店長も登場?

【著者紹介】
早見和真 : 1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。2015年『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞、2020年『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞、山本周五郎賞を受賞。同年『店長がバカすぎて』が本屋大賞第9位に入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    早見 和真は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、中学受験家族小説でした。 妻の意向で、我が家の息子二人とも中学受験をしましたが、中学受験のモチベーションを保つのは、非常に困難だと思います。 https://publications.asahi.com/feature/mondai/

  • ムーミン さん

    おはなしとしては面白く読ませてもらいました。地域によって子どもたちの受験体制はさまざまで、一律にものを言えるものではありませんが、子どもの成長を考えると、やはり異常な社会状況が広がっていると思えてしまいます。とても難しい問題が背景にありそうです。

  • のぶ さん

    とても良い話で感動しました。全編の大半を占めるのは、主人公の十和が中学受験で、難関校を目指す姿が描かれている。今時の小学生は大変だなと思いながらも、こんなに温かい家族に囲まれているのに、十和はなんでイライラしているのだろうと思いながらこの物語を読み進めていったが、最終章でその理由が分かる。合格発表があったから以降の展開はそれまでと全然違っていたが、タイトルがそうなっているのだからと納得がいった。家族の幸せの形を答えなさい、なんて…。そういう事だったのですね。

  • はにこ さん

    大したとこじゃないけど、中学受験をしたので懐かしいなぁと思って読んだ。この頃って自分でどこの学校に行きたいとかあんまりなくて、親が決めたところを受けたなぁ。クラス分けの話や、周りが段々スイッチ入っていくのとか、スイッチ入ったら時間が足りないって実感するの分かる〜ってなった。塾の友達って中学入ってから一度も遊ばなかったけど、十和ちゃんは変わらないでほしいな。

  • ウッディ さん

    母にすすめられて塾に通うが、行きたい中学がなく、家族や友達との関係もぎくしゃくする中で、受験勉強に身が入らない十和だったが、祖母からかつて母が目指した学校があることを知り、スイッチが入る。十和ちゃんと呼び、腫れ物を扱うような父親の態度への違和感は、家族の秘密を知って納得したものの、子ども二人が中学受験をした自分としては、ここまでしないといけない中学受験に少し温度差を感じた。「店長がバカすぎる」の面々も登場し、良い話であったものの、娘のためにここまでやるかという部分にリアリティがなかったような気がします。

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早見和真

1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されベストセラーとなる。15年『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を、20年『ザ・ロイヤルファミリー』で第33回山本周五郎賞と2019年度JRA賞馬事文化賞を受賞(本デー

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