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サイボーグ009 太平洋の亡霊 チャンピオンredコミックス

早瀬マサト

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784253320481
ISBN 10 : 4253320481
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

TVアニメ「サイボーグ009」の最初のシリーズにおいて名作の誉れ高い「太平洋の亡霊」。そのシナリオを担当した辻真先のオリジナル台本をもとにコミカライズ! 太平洋戦争で散っていった日本軍の兵器たちが突如よみがえり、襲撃を開始した!
戦争とは何だったのか、そして平和とは何なのか。現代に警鐘を鳴らす大名作が、ここに復活!

Customer Reviews

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 モノクロ版の(1968年放送)の「サイボー...

投稿日:2025/02/12 (水)

 モノクロ版の(1968年放送)の「サイボーグ009」は、原作には、拘らない分それ以降の作品よりも「反戦・平和」、そして、「科学の危険性」、「人間のダークサイド」を描いていた、その中の代表作「太平洋の亡霊」をコミック化は、大変良い。そして、意図して「カラー化」でユニホームを統一したのも、ミリタリズムで嫌いだ。東映まんが映画と同じく全員が個性的でないとむしろおかしいと思う。多様性の時代を叫ぶ今だからこそ、個性的な九人である方がいい。表紙のカラーの「009」も白の服、赤いマフラーがよく似合うしこれが正解だ。また、原作にはあるが「008」が素肌を見せないのも理由があり、差別ではない。すべてを考えて、原作を離れてイメージされて、もっと「テーマ」や「主張」をもっべきだ。だからこそ、モノクロ版TV版を知らない人こそ、この名作コミックを読んで欲しい。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    アニメ第1期、1968年7月19日に放送されたエピソードをコミカライズ。表紙絵も赤いマフラーをしている。第二次世界大戦の日本軍の戦闘機や戦艦が蘇り、アメリカを襲う。それを防ごうとする009始めサイボーグ戦士たち。戦争とは何だったのかを問う。この本にも収録されている辻真先のオリジナル脚本だ。009にこういう話があったのは、この本で初めて知った。この当時、このテーマをアニメに持ち込んだ辻真先は凄いと思うが、現在こそ読むべき漫画のように思う。アニメ版も見てみたい。

  • Die-Go

    テレビアニメでのオリジナル版をコミカライズ。アニメ版は観ていないのだが、石ノ森章太郎が描いたと言っても遜色ない内容。兵器としての自らを省みる彼らの痛みは、戦時中に散っていった若人の痛みにつながるか。戦争の無意味さに敢えて言及しているところに、この萬画の素晴らしさがある。★★★★☆

  • ぐうぐう

    サイボーグ戦士は兵器であり、戦争とは切っても切れぬ存在としてある。事実、原作漫画でサイボーグ戦士達はベトナムや中東といった実際の戦場に赴いている。最初のTVシリーズで辻真先が太平洋戦争を甦らそうとしたのも、そんなサイボーグ戦士達の宿命的本質を見抜いていたからだろう(と同時に、空襲を体験した辻の戦争に対する強い憤りがストーリーの柱となっているのは明らかだ)。今巻はそのTVシリーズのコミカライズだが、辻のシナリオをリスペクトしながらも、主題を深めようとしている。(つづく)

  • Mc6ρ助

    読友さんの感想から。kindleのポイント還元率に目がくらんだというのはここだけの話にしてほしい(買わなければ得をしない代わりに損もしないというのはセールに対しての永遠の真理と思いつつも)。1968年、まだ「戦後」は終わってはいなかったのだと新しい「戦前」に生きる我々は今にして思うのでした。そう、『狂った悪魔は・・戦争の準備を怠らぬ人間どもの方なのか』

  • きまたよ

    アニメ第1期のエピソードをコミック化。オリジナルシナリオがBONUS TRUCK。第2次大戦後30年、ハワイに行った009たちの前に真珠湾攻撃の日本軍が現れる。その後様々な場所に軍艦や戦闘機が出現する。自衛隊のF104Jの隣に特攻隊の零戦が現れ「まだ戦いに備えているのか」と問いかける。なぜ彼らが蘇ったのか、サイボーグたちが解決に動き出す。終戦記念日近くにこの本が発行されたのは良きこと。

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