公認心理師ベーシック講座 神経・生理心理学 Ks心理学専門書

こころと身体はどのように結びつき、影響を及ぼし合うのだろう？こころの計測方法や、精神活動と脳神経系の関わりを解説。ブループリント準拠。

目次 : 脳神経系の構造と大まかな機能/ 大脳皮質の機能局在/ 脳活動の生理学/ こころの計測１　非侵襲脳機能計測：脳波、脳磁界/ こころの計測２　非侵襲脳機能計測：ＰＥＴ、ＭＲＩ、ＮＩＲＳ/ こころの計測３　眼球運動・視線計測/ こころの計測４　心電図・心拍、体温、発汗、瞳孔反応/ 感覚・知覚と脳神経系の関わり/ 学習と脳神経系の関わり/ 記憶・言語と脳神経系の関わり/ 行動・注意と脳神経系の関わり/ 自己・他者・社会性と脳神経系の関わり/ 情動・ストレスと脳神経系の関わり/ 動機づけ・摂取行動・性行動・睡眠と概日リズム/ 発達障害・精神疾患・神経疾患と脳神経系の関わり/ 神経・生理心理学と仕事との関わり

【著者紹介】
早川友恵 : 帝京大学文学部心理学科教授。博士（心理学）。「見ても見えず」視覚と脳の関係に興味を持ち、心理学への道を選びました。川崎医療福祉大学、Ｊｕｓｔｕｓ‐Ｌｉｅｂｉｇ‐Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔ¨ａｔ　ＧｉｅＢｅｎでは脳波計測に、通信総合研究所では脳磁界計測に夢中になる

田邊宏樹 : 名古屋大学情報学研究科心理・認知科学専攻教授。博士（医学）。国際基督教大学でさまざまな領域の心理学を学び、脳に興味が湧いて大学院は大阪大学医学研究科に進んだ。マウスを用いて神経細胞死メカニズムと格闘するも、やはりヒトの脳を研究したくなり、ポスドクから主にＭＲＩを用いた脳機能イメージング研究に方向転換（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）