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不正の迷宮三菱自動車 スリーダイヤ転落の20年

日経ビジネス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822236670
ISBN 10 : 4822236676
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

無謀な目標、開発現場の絶望。燃費改竄は起こるべくして起きた。

目次 : 第1章 不正のメカニズム(無謀が生んだ絶望/ 開いたパンドラの箱 ほか)/ 第2章 日産、電光石火の救済(凍りつく三菱グループ/ スリーダイヤの値段 ほか)/ 第3章 迷走と凋落の20年(「パジェロバブル」の傷跡―1998年〜/ ダイムラーに命運託す―2000年〜)/ 第4章 歴代トップの証言 なぜ変われなかったのか(中村裕一氏(相談役、元社長)「RVで敗北、国内販売不振が元凶」(2001年4月30日号)/ 河添克彦氏(相談役・前社長)「不要な事業から撤退する勇気なかった」(2001年4月30日号) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    まさにタイトルの通り不正の迷宮だった。再発防止策を取ったといってもまた新たな問題が発覚したり、リコールしたりとどうしようもない会社だなと思える。日産の傘下には入った続きもよみたい。個人的にはアウトランダーとかエクリプス、デリカとか個性的ないい車があるイメージはあるので頑張ってほしいな。

  • ぶ〜よん

    かつてパジェロで一世を風靡したスリーダイヤの凋落を記した本。読めば読むほど、大企業にありがちな泥沼に嵌っていったことが分かる。不正に至った経緯は笑い事ではなく、どこの企業にも起こり得る。そこにあったのは、現場の声を聞かない経営者と、上に物を言えない社員達。風通しの良い会社作りは、言うは易し。本書で対比の成功例とされている日産、カルロス・ゴーンだって、当時の隣の芝生は青く見えましたという話。ものづくりに携わっている人達の目線は、消費者に向いているのか。他に目が向いた瞬間、不正という誘惑に負けることになる。

  • conegi

    三菱車の購入を検討中ということもあり、手にとってみた。過去の日経の三菱不祥事に関する記事を再掲した形で、独自の検証や総括があるわけではない。本としての評価はちょっと。 それでも当時の変遷がわかり、三菱自動車という会社の世間からの評価の移り変わりを追うことができた。不祥事の構造は単純ではないが、あえて一言に集約すると風通しの悪い縦割り構造になるように感じた。PHEVやデリカ、ekクロスEVなど、独自性の高い魅力的な車が増えてきた今、是非とも三菱自動車には二度と不祥事を起こさないように頑張っていただきたい。

  • いいちゃん07

    私はクルマ好きです。三菱車もいつか乗りたいクルマです。特にランエボ4。 その会社の問題を論じています。 燃費性能偽装、度重なるリコール、膨大な負債。 そもそもの燃費性能競争に違和感がありましたが、「評価がめんどくさい」「上に叱られる」という理屈で偽装していたとしたら真面目にクルマ開発している人達は怒ります。 各メーカの実燃費性能が記載されているので、実燃費を知りたい方には一定の参考になります。

  • Abiko Eiichi

    燃費不正で窮地に陥った三菱自動車。過去に何度もユーザーを裏切る不正とその度ごとに経営陣を変えてきた。それでもまた不正が起きた。本書ではその根本は20年前から変わらないと看破します。既に20年前に企業の体を成してなかったにも関わらず、 三菱グループの一員という理由で延命された結果、裏切られたのはまたユーザーだったのです。ユーザーの方を見なかった結果が自滅を招くことはメーカーに限ったことではありません。彼らが犯した失敗を繰り返さないために本書の内容を他山の石とすべきです。

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