Product Details
ISBN 10 : 4022630337
Content Description
子どもがほしい──この願いが生殖技術の進展によってかつては考えられなかったレベルまで可能になった。卵子・精子の提供にとどまらず、子宮を借りることによって子を持てるようになったのだ。「親」になるのは不妊カップルだけでなく、独身者、同性愛カップルにまでおよぶ。一方、親子をめぐる法律や社会風土は各国それぞれで異なり、代理出産を許容する国には世界から「子づくりツアー」がやってくる。代理母先進地のインド、タイ、ベトナムの現地で代理母、依頼者、仲介者、医師にインタビュー調査した著者が、代理出産の今と将来をリアルに描き出す。他人の子を代わりに産むこと、他人に子を産んでもらうこと、などさまざまな境遇の人びとの生の声からは、その社会の家族観や子ども観、さらに南北問題や貧困問題までが浮かびあがってくる。
【著者紹介】
日比野由利 : 京都府出身。金沢大学大学院医薬保健学総合研究科助教。東京都立大学大学院社会学科学研究科博士課程単位取得退学。専門は社会学、生命倫理学。担当したプロジェクト:文部科学省補助金「女性に親和的なテクノロジーの探求と新しいヘルスケア・システムの創造」、内閣府最先端・次世代研究開発支援プログラム「グローバル化による生殖技術の市場化と生殖ツーリズム」、厚生労働省補助金「諸外国の生殖補助医療における出自を知る権利の取り扱いに関する研究」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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プレイン
読了日:2015/09/22
ゆき
読了日:2015/09/27
teru
読了日:2015/08/24
ののまる
読了日:2025/06/08
lily
読了日:2016/12/23
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