基本情報
内容詳細
ポストモダン社会において「労働」は消滅したか?気鋭の論考11篇が解き明かす、労働の新たな表象群。
目次 : 序 「労働」は消滅したか―合衆国における労働の文化表象/ 第1部 労働概念の再定義(一八三〇年代アメリカと家事労働―キャサリン・マリア・セジウィックを中心に/ チャリティ・ガール―二十世紀初頭の労働とジェンダー/ 占領地日本のセックス・ワーカーについて―語りと曖昧さをめぐる考察)/ 第2部 人間の条件としての労働(みじめなものたちの明日―『風と共に去りぬ』における労働・パターナリズム・所有/ 技術と主体―『レミーのおいしいレストラン』に表象される労働/ 揺れる白人男性ブルーカラー労働者―「疎外」と「包摂」の間で/ なぜぼくらは創造的な格差社会にいるのか?―DJに見る労働・創造・資本主義)/ 第3部 自己言及する労働表象(太平洋という作業場―『タイピー』の中でせめぎあう贈与経済と市場経済/ 家内労働者という種族―生の境界とヘンリー・ジェイムズ/ 『ダンボ』と労働―ディズニーのニューディール表象/ 報われない「労働」―『マイ・フェア・レディ』における二種類の情動)
【著者紹介】
日比野啓 : アメリカ演劇・日本近現代演劇/成蹊大学文学部教授
下河辺美知子 : アメリカ文学・文化および精神分析批評/成蹊大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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マカロニ マカロン さん
読了日:2019/05/16
田中峰和 さん
読了日:2017/12/25
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