Product Details
ISBN 10 : 477241987X
Content Description
本書は、行動分析学という共通の枠組みの中で、理論、基礎、言語臨床への応用までを論じており、関連する学問領域の研究成果も検討し、それらを分析した上で、行動分析学の観点からの展望やデータを提示している。さらに臨床支援の具体的な技法や実践例(発達臨床における言語の早期療育、学校教育の中での言語指導、問題行動解決のための言語支援技法、脳機能障害のある人への言語療法における支援技法など)を示すことで、言語聴覚士、臨床心理士、公認心理師だけでなく、教育現場や福祉施設などのヒューマンサービスの現場にいるあらゆる人に役立つ一冊となっている。
目次 : 第1部 行動分析学からみた言語(言語への行動分析学的アプローチ/ 言語の生物学的背景―チンパンジーにおける言語行動の合成実験)/ 第2部 言語の機能的分析(言語の獲得と拡張―条件性弁別と刺激等価性/ ひらがなの獲得―音節の分解・抽出/ コミュニケーション機能の獲得1―要求言語行動(マンド)/ コミュニケーション機能の獲得2―報告言語行動(タクト)/ 言語の行動調整機能―「ふるまい」に影響を及ぼす「ことば」の獲得/ 言語機能の高次化―ルール支配行動とオートクリティック/ 認知発達と言語行動―「心の理論」研究から)/ 第3部 言語の指導・支援・援護(療育、教育、医療、福祉の中へ)(障害と言語行動―徹底的行動主義と福祉/ 発達障害幼児の言語指導―言語の理解、命名の獲得に向けて/ 学校教育の中での言語指導―ことばをのばす教育環境づくり/ 問題行動と言語―機能的コミュニケーション訓練/ 言語療法における支援技法―記憶障害者に対する日常生活行動へのアプローチ)
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