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限界都市 あなたの街が蝕まれる 日経プレミアシリーズ

日本経済新聞社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532263966
ISBN 10 : 4532263964
Format
Books
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

再開発で次々と建設されるタワマンやオフィスビル。一方で取り残される老朽団地や空き家・空き地の増加、進まぬコンパクトシティー化。誰も全体を把握できないまま日本列島で同時進行する「合成の誤謬」に、データ分析と現地取材でメスを入れる。

目次 : 第1章 タワマン乱立、不都合な未来像(「住みたい街」武蔵小杉の憂鬱/ 児童があふれる小学校 ほか)/ 第2章 マンション危機、押し寄せる「老い」の波(マンション大規模修繕の死角/ 管理組合にむらがる悪質業者 ほか)/ 第3章 虚構のコンパクトシティー(日経調査から見えてきた矛盾/ 現場で見えた「優等生」の苦悩 ほか)/ 第4章 脱・限界都市の挑戦(急成長を避けた街・ユーカリが丘/ 団地再生の良案―空き室を分散型の高齢者住宅に ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おいしゃん

    タワマンが増えていった背景や行く末がよくわかる本だった。

  • 雲をみるひと

    近年の住宅用不動産開発の負の側面集。不動産開発などハード面に焦点を当てた記載が多いため、開発者や行政の長期的なビジョンの欠如に問題があるような論調になっている。各論としては開発権者がタワーマンションを好む理由やコンパクトシティ関連の行政の差配など興味深い記載があった。

  • Isamash

    日本経済新聞社(鷺森浩ら8名の取材班)編2019年発行図書。タワマン、コンパクトシティ構想や公共施設再整備の難しさ、空き家問題、防災視点の欠如等、羅列的に問題点が挙げられているが、日本経済新聞社が取材チームを作っての産物でありながら通り一遍の取材の印象でとてもガッカリとさせられた。少なくとも経済的な切り込みは鋭いのではと思ったのだが。まあ名前のあるライターとは異なり、無名の新聞記者たちの取材力は8名でもこんな程度なのかな。最後の方で成功例?としてドイツの街を紹介してるが文化も異なり参考にならない気もした。

  • HMax

    タイトルと中身が少しずれているよう。前半:タワマン問題、国分寺駅前のタワマンでは総開発費の6割が公金。地方のタワマンは補助金の塊のよう。これだったら割安に買えるから得かな?割安に買っても900棟のタワマンのうち8割が国の積立金の目安を下回る。後半:都市計画の問題。コンパクトシティと国は旗を振るが、緩い規制で、地方は補助金目当ての野放し開発。人口減少と予算不足に対応するには、著者の言うドイツの真似よりもコンパクトシティからAIとIoTをフル活用した先進都市へ舵を切る必要があると思います。

  • たかしくん。

    図書館本。武蔵小杉や月島等を代表とするタワマン街の弊害。共通世代が多いことによる将来の閉塞感はわかっていたつもりでしたが、ビル風問題なども馬鹿にできません。そんな中、山万てがけるユーカリが丘、ライプツィヒの挑戦等も、紹介されている。

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