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体制転換 / 非転換の比較政治 日本比較政治学会年報

日本比較政治学会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623071012
ISBN 10 : 4623071014
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政治体制を構成する諸制度の役割や制度間の関係について、複数の地域と事例を扱いながら政治体制の転換につながる、あるいはつながらない(非転換の)条件や、その変動過程を検討し、今後の世界における「民主化」の方向性を複眼的に考える。

目次 : 1 権威主義体制論の新展開に向けて―旧ソ連地域研究からの視角/ 2 ラテンアメリカにおける民主化と選挙管理機関/ 3 中東諸国の体制転換/非転換の論理/ 4 権威主義体制下の単一政党優位と体制転換―競合性の制度化の効果/ 5 ハンガリーにおけるデモクラシーのバックスライディング/ 6 南東欧諸国における寡頭的議会制からの移行―ルーマニアとブルガリアの比較から/ 7 タイにおける体制変動―憲法、司法、クーデタに焦点をあてて/ 8 軍と政治的自由化―ミャンマーにおける軍事政権の「終焉」をめぐって/ 9 二つのレフォルマシ―インドネシアとマレーシアにおける民主化運動と体制の転換・非転換

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ドウ

    第3章の浜中の論文だけ。マクロ分析によって食糧価格高騰と政治体制が共和制であることは体制転換に繋がりうる(若年層の人口急増は要因ではない)こと、ミクロ分析によって(アクセシビリティの問題でアルジェリア、ヨルダン、クウェート、モロッコ、イエメンの5カ国のデータが母数)、汚職認識と経済財政運営の良好さが主に体制への満足度を説明し、それら含む変数は君主制国家が有意に政府に対する満足度を高めることが示される。つまり君主制は共和制よりも統治の正統性が強いという定性的に言われてきたことが定量的に裏付けられている。

  • taming_sfc

    民主主義の後退および競争的権威主義といった近年議論が喧しい比較政治学上の重要論文を所収した一冊。旧ソ連、ラ米、中東、ハンガリー、南東欧、タイ、ミャンマー、インドネシアおよびマレーシアといった事例も豊富。ポピュリズムの議論と並行して、この種の議論が盛んになることが大切。

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