時代小説ザ・ベスト 2023 集英社文庫

日本文藝家協会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087445558
ISBN 10 : 4087445550
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
追加情報
:
464p;16

内容詳細

2022年度の文芸誌に掲載された歴史・時代短編小説から精選した10編を収録。当代きっての作家たちが紡ぐ物語は、新視点から描き出す戦国武将にまつわる逸話をはじめ、市井を生きる者たちの哀歓、大どんでん返しのミステリー仕立てもあり、まさに百花繚乱。「これぞ傑作!」の新作が目白押しの年度版アンソロジー。上質な作品群が醸す情趣あふれる余韻を、どうぞお楽しみください。オリジナル文庫。

【著者紹介】
佐々木功 : 大分県生。『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』にて第九回角川春樹小説賞受賞

矢野隆 : 昭和51年福岡県生。『蛇衆』にて第二十一回小説すばる新人賞受賞。『琉球建国記』にて第十一回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞

今村翔吾 : 昭和59年京都府生。「狐の城」にて第二十三回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』にて第七回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞受賞。「童神」にて第十回角川春樹小説賞受賞。『八本目の槍』にて第四十一回吉川英治文学新人賞受賞。『じんかん』にて第十一回山田風太郎賞受賞。「羽州ぼろ鳶組」シリーズにて第六回吉川英治文庫賞受賞。『塞王の楯』にて第百六十六回直木三十五賞受賞

米沢穂信 : 昭和53年岐阜県生。『氷菓』にて第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞。『折れた竜骨』にて第六十四回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞。『満願』にて第二十七回山本周五郎賞受賞。『黒牢城』にて第十二回山田風太郎賞、第百六十六回直木三十五賞、第二十二回本格ミステリ大賞受賞

伊吹亜門 : 平成3年愛知県生。「監獄舎の殺人」にて第十二回ミステリーズ!新人賞受賞。『刀と傘 明治京洛推理帖』にて、第十九回本格ミステリ大賞小説部門受賞

木下昌輝 : 昭和四十九年、大阪府生。『宇喜多の捨て嫁』にて第九十二回オール讀物新人賞、第二回高校生直木賞、第四回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第九回舟橋聖一文学賞受賞、第三十三回咲くやこの花賞受賞。『絵金、闇を塗る』にて第七回野村胡堂文学賞受賞。『まむし三代記』にて第九回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第二十六回中山義秀文学賞受賞、『孤剣の涯て』にて第十二回本屋が選ぷ時代小説大賞受賞

蝉谷めぐ実 : 平成四年、大阪府生。『化け者心中』にて第十一回小説野性時代新人賞、第二十七回中山義秀文学賞、第十回日本歴史時代作家協会賞新人賞受賞。『おんなの女房』にて第十回野村胡堂文学賞、第四十四回吉川英治文学新人賞受賞

斜線堂有紀 : 平成五年、秋田県生。「キネマ探偵カレイドミステリー」にて第二十三回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞

武川佑 : 昭和五十六年、神奈川県生。「鬼惑い」にて第一回決戦!小説大賞奨励賞受賞。『虎の牙』にて第七回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞。『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』にて第十回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞

花房観音 : 昭和四士八年、兵庫県生。『花祀り』にて第一回団鬼六賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ポチ さん

    今村さん、木下さん、は既読でしたが改めて読んでもやっぱり良かったです。佐々木さんの作品も沁みる良作でした。

  • ひさか さん

    10の短編を2023年7月集英社文庫から刊行。家康人気の戦国時代物の、佐々木さん、矢野さん、伊吹さんが、好みです。斜線堂さんが時代物とは思いもしませんでしたが、確かに時代小説です(笑)。花房さんの話はインパクトありました。今年の水準も高いです。

  • ごへいもち さん

    読んだというか、どれも食指が動かず、読みかけて挫折したり。どちらかというと積読

  • キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言 さん

    したのか、家康 佐々木功/母でなし 矢野隆/山茶花の人 今村翔吾/供米 米澤穂信/遣唐使船は西へ 伊吹亜門/証母 木下昌輝/凡凡衣装 蝉谷めぐ実/奈辺 斜線堂有紀/遠輪廻 武川佑/鬼の里 花房観音 巻末エッセイ 雨宮由希夫 日本文芸家協会の年次アンソロジー。新しい版だけあって、はじめましての作家さんが半分も、ありがたい。業を感じさせる作品が心に残った。

  • JonesDaI さん

    「供米」目当てで買った。時代小説というものをあまり読んだことはなかったのだけど、想像していたより自由度の高いジャンルなのだなと思った。まさか緑色の肌をした宇宙人と思しき人物が出てくる話もあるとは。「供米」やっぱりよくて、短いながら伏線回収がきっちりされていて、濃密だなと思った。遺されたものの願いがかなっているラストもよかった。文章も時代に合わせた雰囲気が出ており、文章そのものを題材にしているともとれる内容で満足。「したのか、家康」、「山茶花の人」、「証母」の戦国時代のお話も好き。現代との違いがよく分かる。

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