無縁社会 “無縁死”三万二千人の衝撃

日本放送協会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163733807
ISBN 10 : 4163733809
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256

内容詳細

大反響を呼んだ番組を書籍化。家族に引き取り拒否をされた遺体の行方、孤独死の現場を整理する「特殊清掃業者」など、急増する無縁死の周辺で起きている事実を取材。現代社会へ警鐘を鳴らす。

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    当時でも問題になってたけど、今はむしろ普遍化してきた感じかな。

  • うりぼう さん

    私は、こののNスペを観ていない。わざわざ悲しい思いをしたくないから。この本も関心がなかったが、植田さんがいいよと貸してくれたので読んだ。丹念に取材されてよくできているが、福祉の世界に身を置く者としては、菊池寛賞を受賞するほどのものとも思えなかったが、第7章を読んで氷解した。涙が止まらない。このことを書くために前の6章がある。人は、無縁に陥っても有縁に復することができ、家族がなくても孤独ではないのだ。それは、どう生きるかに尽きる。それは、心の戸を窓を叩き続ける人がいるかの一点。私も一人の智子さんでありたい。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    読み友さんレビューで、ずっと読みたかった本。映像は見ていないが、これは将来の自分の姿かも。絆を大切にしたい気持ちは有っても、年齢や距離・環境で縁が薄くならざるを得ない場合がある。一人でいることの孤独と危険・逆説的な居心地の良さ。身につまされて読んでいた為、第七章の人生を二度生きた男・木下敬二さんと智子さんの縁が不意打ちで泣かされた。個人的メモとして目次をコメント欄へ。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    無縁死は年間3万2千人いるらしい。核家族化は大正時代に過半数に達していたが、近年は単身化が急速に進んでいる。これは、「迷惑をかけたくない」というわが国の伝統的気質に加え、生涯未婚率の上昇、自己責任という風潮の広がりによるものと推測されている。無縁死する人は、地縁、社縁、血縁という人のセーフティネットの喪失と差し替えに、高額商品勧誘、宗教などの貧困ビジネスの標的にされる。人生の途中に落ち度があった訳ではないだけに理不尽だ。人の縁への参加の機会を提供することにより、負の連鎖を何としても断たなければならない。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    地縁、血縁が薄れてきている。ごく普通に暮らしてきた人でも死別や離別で一人になることは多い。子どもがいても昨今は同居することも少ない。親は子供に迷惑をかけたくないと思い、一人暮らしを続ける。働き盛りの引きこもりも増えている。リストラや人間関係のストレスで会社を辞め引きこもる。若い世代も非正規雇用が増え、収入が少ないために結婚をためらう人が多い。生涯未婚率は増え続けている。お一人様の保証人になったり死後の世話をしてくれるNPOがある。直葬や共同墓も増えていっている。東京の3割は直葬だという。

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