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秘蔵古写真 江戸

日本カメラ博物館

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634151512
ISBN 10 : 4634151510
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

初期東京の行政区から、15区5郡の名所旧蹟を含む貴重な写真で、幕末維新の江戸から東京へ変わりゆく姿を掲載した。下岡蓮杖、横山松三郎、内田九一、スティルフリード、F・ベアトなどの作品も収録。

目次 : 江戸城(皇城)/ 麹町区/ 神田区/ 日本橋区/ 京橋区/ 芝区/ 麻布区/ 赤坂区/ 牛込区・四谷区/ 小石川区/ 本郷区/ 下谷区/ 浅草区/ 本所区・深川区/ 荏原郡/ 東多摩郡/ 北豊島郡/ 南足立郡/ 南葛飾郡

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HMax

    明治に残る江戸の香り。威風堂堂とした巨大な門の数々、皇居が非常に広くて大きく威容を誇っていたのが分かる。巨大木造建築物群の数々、特に大名の上屋敷を使った陸軍省や司法省、外務省、その素晴らしい建物、現代に再生して欲しい。

  • ツキノ

    幕末の江戸から東京の草創期を撮影した写真が地域別に掲載されている。この時代の代表的写真師(ベアト、スティルフリードなど)の写真の他、日本カメラ博物館所有の貴重なアルバム『大日本寫眞名所一覧表』、海外から里帰りした『大日本全国名所一覧寫眞帖』から。説明文の内容・長さもちょうどよく、楽しんで見た。東京という街に対する愛着がある、というのを再発見した本。

  • 果てなき冒険たまこ

    幕末から明治にかけての風景を写真で見よう的なよくあるといえばその通りな本だけど東京市内を区分けで見せてくれるのはなかなか興味深い。今とは違って市中心部は江戸城の掘割があるせいか水の写真ばかりで郊外に関してもなんと川や橋の写真が多いことか。今じゃ考えられらくなったけど交通の基本が全く違うのがよくわかる。日本式の美しい建物も満載だけど機能を重視した西洋風の醜い建物もたくさん載ってる。さて、どっちがいいんだろうねぇ。

  • ぷるぷる

    1860〜80年代の江戸、東京の写真が結構残ってるのが驚きだし一冊の本に集めた労力には頭が下がります。また写真撮ってくれたイタリア公使には感謝です。当然現代の風景と比べて大きく変わった部分や未だに残っている部分を見つける楽しみがあるので東京に詳しい方が良いわけで私は皇居周辺とか京橋区、芝区あたりが一番興味深かったです。また当時の上野公園は今よりもずーっとキレイだったんだなと感慨深いです。尚、東京と言っても大概の場所は何にもなくて、今自分がいるところも荒野だったり海の底だったりするのに苦笑いしました。

  • わ!

    写真は主に街並みの写真だが、そんな写真がまた面白い。 まるで江戸時代に町を歩いた時に見る風景がそのまま閉じ込められているようだ。私の歴史好きと言うのは、まさにこれで、織田信長がどのように活躍したかとか、平氏と源氏がどう闘ったかと言うよりも、そんな時代の裏で、大多数の庶民はどのような生活をしていたのかと言う事や、どのような事を考えていたのだろうと言うことが知りたいのである。だからこんな庶民の姿は、想像を膨らませるヒントになるのである。

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