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ミステリー食事学 ちくま文庫

日影丈吉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480439413
ISBN 10 : 4480439412
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

「名探偵も大悪漢も、一週間も物を食わなかったら、追いつ追われつどころじゃない」ミステリファン垂涎の古今東西”グルメ”随筆! 解説 新保博久

【著者紹介】
日影丈吉 : 1908年、東京都生まれ。小説家、翻訳家、料理研究家。アテネ・フランセ卒業。フランス語教師および料理研究・指導者等を経験したのち、49年『かむなぎうた』でデビュー。56年「狐の鶏」で日本探偵作家クラブ賞、90年『泥汽車』で泉鏡花文学賞を受賞。91年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろ

    ミステリーマガジンに掲載された食とミステリーにまつわるエッセイをまとめたもの。ミステリ作家でありながらグルメへの造形が深く、各国の文化背景まで盛り込む博識ぶりに驚かされた。時代を加味すると、このエッセイが多くの読者の好奇心を掻き立てたに違いない。出版社の文句から想像していたよりも歯ごたえのある内容で、正直全てを吸収し切れたとは言えないが、知的な面白さを感じられる一冊だった。日影丈吉氏のミステリ作品も読んでみたい。

  • Inzaghico (Etsuko Oshita)

    早川書房の「ミステリマガジン」で1972年から1974年に連載されたもの。当時でなければ書けなかっただろう内容である。エログロナンセンス満載(笑)。ただし、食べ物に関して一家言あるのはわかる。父親が日本橋の魚問屋の主人で、本人も料理人に料理書のフランス語を教えた経歴がある。フランス語の達人+料理通がよくわかるのが、メグレ夫人の家庭料理と題した文章だ。シムノンの友人がメグレ夫人のレパートリーを実際に本にまとめたものの紹介なのだが、実際のメニューを日本の読者にも訳して紹介している。石井好子の著作を思い出した。

  • ミキ

    2024-98:思ってたのと違った。軽妙な語り口のエッセイ。ミステリーでも食事でもないテーマも割と収録されている。

  • 左近

    作家としては開店休業状態だったらしい、1970年代に『ハヤカワ・ミステリ・マガジン』に連載された文章を書籍化。『ミステリー食事学』と銘打ってはいるが、ミステリーとは関係ない回も結構ある。古今東西、正統派グルメから庶民的食事まで、更に、大声では語りにくい体験談等、まさに「雑食」エッセイ。本書に限らず、昔の文筆家は、本当にインテリというか、幅広い知識教養を兼ね備えていることを実感させられる。理系偏重(それも間違った形で)の現代社会で失われているものが、そこにあるのではないかと、常々思わざるを得ない。

  • takao

    ふむ

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