Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• きむこ

  読了日：2018/11/11

  偶然テレビで黒板アートの高校生の特集を観ました。粉だらけになりながらみんなで何日もかけて仕上げる姿に感動。そのタイミングで読友さんがこの本を紹介していたのですぐに予約。チョークでなんでこんな微妙な表現ができるの？って思うほどリアルなものからファンタジー色豊かなもの、そして高校生らしい卒業や入学にまつわる作品。あの特集を見ていたお陰で一つ一つの作品への生徒達の想いが感じられ、どれも愛おしく楽しませてもらいました。黒板アートはすぐに消されてしまうけれどこうやって作品集として残るのはいいな(^.^)

• 鱒子

  読了日：2018/12/04

  図書館本。高校生たちの黒板アートの本です。若さと情熱と芸術。すごいなぁ 感動です。これだけのものが一瞬だけで消されてしまう運命というのも儚い。欲を言えばもうちょっと生徒さんたちの生の声を載せて欲しかったです。

• GAKU

  読了日：2018/12/07

  表紙にもなっている、2016年度の最優秀作品が特に印象に残った

• さら

  読了日：2019/04/24

  娘が美術科のある高校に行き、その保護者会で一つ上の先輩達がプレ大会で優秀な成績を残したことを知りました。卒業式後の3年生の教室の黒板に描くということで、娘の学年も何班かに分かれて参加したそうです。その中の1班が賞を取りました。その絵を見ると娘達の担任の先生を思い出します。　高校生が黒板に描いた世界は、若々しい感性に満ちていています。消されてしまうのが惜しいほどの作品達がこうして残されているのが嬉しいです。　きっと掲載されている作品たちの作者も高校生活を思い出すことでしょう。

• ひめありす＠灯れ松明の火

  読了日：2018/12/31

  最初はちょっとした粋な計らいだった黒板アートが本当に芸術の領域へと昇華していく三年間の課程。全国大会だけどだんだん参加校が少なくなっているのがちょっと寂しい気もするけれど、これだけの大作になってくると参加するのも生半可な気持ちではいられないからなんでしょうね。背景の黒をうまく生かしているもの、長すぎる長方形の形をうまく生かしたもの。トリックアート風と本当に多種多様だけど、共通しているのは作品なのにいつかは消えなくちゃいけない黒板アート。つなぎとめる術なく消えていくのがまるで「青春」そのもの、みたいでした。

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