敢闘言 さらば偽善者たち 文春文庫

日垣隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167655037
ISBN 10 : 4167655039
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
追加情報
:
16cm,457p

内容詳細

私は偽善者を憎む。権力や圧力と戦っていると自己認識しつつ他人を否定することで飯を食っているのに、私のようなチンケな者から批評されるや逆上し、私(当人)へではなく、私の頭を通り越して圧力をかけまくる、というおっさんたちは偽善者の典型である。偽善者たちには、前世紀の遺物として、静かに博物館入りしていただこう。

目次 : 敢闘言(一九九三年/ 一九九四年/ 一九九五年/ 一九九六年/ 一九九七年/ 一九九八年/ 一九九九年)/ 斜断機二〇〇〇年‐二〇〇二年

【著者紹介】
日垣隆 : 1958年、長野県生まれ。東北大学法学部卒業。書店員、トラック配送員、販売員、編集者を経て87年より作家、取材活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • i-miya さん

    2014.02.19(01/04)(つづき)日垣隆著。 02/19 (P011) 300回、6年間、連載。 (1)自分が直接見聞きしたこと(虫の眼)、(2)社会的視野(鳥の眼)。 1993。 ◎恐怖の外国人労働者。 23歳、イスラム出身男。 3年前、日本で幾多の差別。 初老の日本人女性と手を組む。 日本人社会への復讐。 二人、詐欺さえ辞さず正当化。 一年前、経営者女性Aから3000万円せしめる。 

  • i-miya さん

    2014.01.04(01/04)(再読)日垣隆著。 01/04 (はじめに) 偉そうに抽象論だけで無責任文章家が増殖してしまった。 私は小心者を憎みはしない。 偽善者を憎む。 不倫している人を私は憎まない。 エコノミスト、『敢闘言』(1993春-6年間)。 産経新聞、『斜断機』(2000秋-2002春)。 10年後に読まれることを強く意識して書いた(読んでる、読んでる、いま、i-miya)。

  • 金吾 さん

    偽善者は他人の自分に対する評価を重視して、自分自身の自分に対する評価を気にしない人と思っています。日垣さんのズバズバ斬っていく文章は面白かったです。

  • マッピー さん

    1993年から2002年の10年間に書かれたコラムに、出版当時の追加コメントを記したもの。10年前の時事ネタは懐かしく読めるけど、干支二回り前となるとさすがに思い出せない出来事も多く、当時すでに大人だった身としてはちょいと恥ずかしい。今の政治状況にあまりに酷似しているのでびっくりな“自己組織に対する全面肯定と、他者に対する全面否定。これはファシズムそのものである。全員が同じ語彙で同じ論理を展開する。それは必ず独善主義と一体となる。とても哀しい現象だ。”1993・11・30の記事に対する追加コメント

  • kuri さん

    10年以上前に週刊誌等に連載されたコラムの集大成。冤罪事件として知られている足利事件(2010年3月26日に無罪判決確定)を1996年7月30日のコラムで冤罪であると喝破していることに驚いた。著者である日垣隆氏の名前を覚えておいて損はないと思う。

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日垣隆

昭和30年代生まれ、現在50代。販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・コラムニスト。テレビ企画制作も。2015年11月25日、ゴルフやランニングと仕事を兼ねて滞在していたグアムで脳梗塞に襲われ、緊急入院。至る所の麻痺や言語障害等々に見舞われ、日本の医師団や言語聴覚士らから「プロ

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