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薬屋のひとりごと 11 ヒーロー文庫

日向夏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784074482269
ISBN 10 : 4074482266
フォーマット
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
408p;16

内容詳細

戌西州を襲った大蝗害。
過去の蝗害を知る者は少なく、人々は混乱する。
西都や国境近くでも、食糧の強奪や暴動が頻繁に起きていた。
猫猫は何もできない自分を歯がゆく思いつつも、できる限りのことをやっていた。
それは中央からの客人である壬氏も同様で、身の安全のためという名目の軟禁生活を強いられながらも、蝗害を予見していたことで、中央からの支援物資を早く受け取ることができた。
だが、その手柄は壬氏ではなく西都の領主代行・玉鶯のものとして扱われてしまう。
手柄の横取りに猫猫は腹を立てるが、当の壬氏はどこ吹く風で、皇弟という立場を最大限に利用して戌西州への支援要請を行う。
また、物資が不足する中、猫猫にさまざまな問題が火の粉となって降りかかる。
謎の腹痛に苦しむ玉鶯の孫娘。
変人軍師・羅漢が連れてきた棋聖と呼ばれる老人。
同僚の医官・天祐の奇行。
そして、消息不明だったあの人が帰ってくる!?
一方、西都では皇弟に対する不満が高まっていく。
蝗害による飢えや病に苦しむ民衆は、とうとう皇族である壬氏へ怒りの矛先を向けることに。
守り支えていたはずの民衆に恨まれてしまった壬氏の決断は?
不審な動きを続ける領主代行・玉鶯の狙いとは?
そして、猫猫は無事、危機を脱することができるのか?

*本商品にはドラマCDは付いておりません。

【著者紹介】
日向夏 : 『薬屋のひとりごと』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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ザ・ライトノベル!40才代後半の者です。学...

投稿日:2021/06/23 (水)

ザ・ライトノベル!40才代後半の者です。学生の頃ライトノベルの走りの文庫をよく読んでいました。久しぶりに手にしたライトノベル、本屋のコーナーも充実してますね。謎解きと王宮物語り、設定に浮わついたところがなく何ともテンポよく読める。イラストも目に楽しい。コミカライズも二種類ありすごく楽しみな物語です。

ヒデヨシ さん | 奈良県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すがはら さん

    壬氏が西都を治める立場になるって後々どんな意味を持つのか。今回は壬氏の補充場面にニヤけてしまいました。それにしても女性陣が濃い。雀さんの怪しさがまた一段と増してきたし、玉葉后も色々動いてるし、更に燕燕とお嬢様も突飛な動きしそうだし。次もまた壬氏と陸孫が気苦労して羅半兄が無自覚に活躍するのかな。

  • こも 零細企業営業 さん

    西都編終わり! 最後は怒涛の展開でついて行くのがやっと。 蝗害によって乱れた治安を戻すために他国侵攻を目論む玉鶯。 何故、犬の一族が粛正されたのか? その原因がまさか、、 中央に居る玉袁も罪作りだな、、 最後は後味が悪いが最悪ではない展開。 うん、全く予想していなかった展開だった。 面白い。

  • 優輝 さん

    今回は西都周りの関係性?とかがハッキリ分かる回でしたね 陸孫は途中から分かってはいたけど羽三姉妹はまさかそこなのか!?ってなりました あと気になる事は雀さんは誰に戸籍持っていったのかとかかな? あと羅半兄生きてた!ってなりました(笑) 壬氏は結局貧乏くじ引くのかな?ってとこで次巻も気になります

  • はなりん さん

    西都編が一応解決かなぁ。一応だけど笑笑。正に怒涛の展開。陸遜の出自や、族滅した一族の事実、玉葉との関係、玉袁の事…。ほんとに一気に情報が出てきて急展開。羅漢も何気にグッジョブ。雀さんはますます謎ですね。猫猫達は中央に帰れるのかしら?月の君との距離の詰め方など、まだまだ続きが待ち通しい。

  • かんけー さん

    読了♪冒頭、猫猫と李白の会話から雀さん横から大きな箱を抱えて何時もの調子でつぶやく(^_^;)蝗害の惨禍の後、事態の収集と後処理にてんてこ舞いの猫猫達。クスリと食料他物質の在庫状況が危機に瀕し?そんな最中、玉鶯は皇弟たる壬氏を利用し、己の野望を果たさんと画策し裏に表に暗躍。モノクル変人軍師は溺愛する猫猫にラブコールも猫猫一切無視w然し、この御仁人の遡上を見抜くその感覚は抜きん出て。林大人と林少人、今回のキーワード人物(ネタばれ失礼^_^;)w途中壬氏は玉鶯との絡みの一幕で理論展開で壬氏を納得させようと→

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日向夏

『薬屋のひとりごと』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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