告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

旗手啓介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062205191
ISBN 10 : 406220519X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
384p;20

内容詳細

日本が初めて本格的に参加したPKO(国連平和維持活動)の地・カンボジアでひとりの隊員が亡くなった。だが、その死の真相は23年間封印され、遺族にも知らされていなかった―。文化庁芸術祭賞優秀賞、ギャラクシー賞大賞ほか!!NHKスペシャル待望の書籍化!

目次 : 序章 忘れられたPKO部隊―沈黙の二十三年/ 第1章 史上最大のPKO/ 第2章 そして七五人は海を渡った/ 第3章 ポル・ポト派の村―アンピルの憂鬱/ 第4章 私はPKO協力法を犯した/ 第5章 標的にされる日本人たち/ 第6章 なぜ高田晴行は死んだのか/ 第7章 逃亡兵/ 第8章 ニック・ボン准将を探して/ 後記 高田晴行からもう一通の手紙

【著者紹介】
旗手啓介 : 1979年3月生まれ。神奈川県出身。2002年NHK入局。ディレクターとして福岡局、報道局社会番組部、大型企画開発センターを経て、2015年から大阪局報道部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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2016年に放送されたNHKスペシャル『ある文...

投稿日:2018/12/22 (土)

2016年に放送されたNHKスペシャル『ある文民警察官の死 カンボジアPKO 23年目の告白』をもとにしたもの。 1992年、カンボジアにPKO活動の一環として文民警察官が日本から派遣される。しかし、翌年5月、任務中に1名の警察官が殉職。本書は、当時派遣されていた警察官の記録などに基づいて、その事件の真相、前後関係などを明らかにしたもの。 非常に危険な地域に武装せずに派遣されたこと、報道も含め自衛隊の派遣が注視される一方で警察官に関する報道の少なさ、現地で起きる国家間の祖語などがリアルに描き出されている。 内戦地域への派遣の危険が改めて浮き彫りになるとともに、多くの真実がかくも長い期間強制的に封印されていたことも明らかにしている。

ねも さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い さん

    第40回(2018年)講談社ノンフィクション賞。 日本が初めて本格的に参加したPKOの地 カンボジアで 亡くなったひとりの隊員の死の真相を 追った物語である。いったいカンボジアで何が起きていたのか?なぜ悲劇は起きたのか? 「キリング・フィールド」とよばれた カンボジアの大虐殺… 平和のために カンボジアに赴き、そこで 亡くなった高田晴行警部補たちの 苦闘の日々が 二十三年の時を超えて 現代に蘇る… ポルポト派ニック・ボン准将との再会は なぜか心に痛い、そんな印象だった。

  • thayami さん

    当事者意識の欠落と”政治”優先。心に負った傷を当事者は背負い続ける。PKO協力法?AK47買うでしょ!隊員の聞き取り調査もおざなりで、検証結果はたった4ページ!?英国などとは比較にならない体たらく。襲撃場面の件が現実。隊員の方々の日記やインタビューなど、1つ1つが現実。現場に丸投げの挙句、”空気”の圧力。随所の”涙”に、もれなくグッとくる。苦しい時にこそ垣間見えるリーダーの資質。首相、大臣、官房長官、警察庁長官殿・・・、生命以上の優先事項はありません。高田氏の喪失がPKO活動に活かされることを信じたい。

  • おかむら さん

    PKOというとまず自衛隊を思い浮かべるが、カンボジアでは自衛隊の他にも「文民警察官」が派遣されていた。「文民」や「平和維持」という字ヅラからなんか安全ぽいイメージがあるが、実情は危険そのもの。戦場に丸腰。殉職した警察官の死の真相を探るノンフィクション。NHK取材班の労作。政府が蓋をし当事者たちも長い間抱え込んできた真実。偉い人たちは安全な場所から命令する。表紙の写真にグッとくる。

  • naoudo さん

    文民警察官の任務は、「現地警察への助言・指導・監視」。武器不携行が原則だった。現地警察は組織として機能しておらず、任務を遂行することはほとんどできなかったが、アンピル班は、自発的に「ポリス・アカデミー」を開講し隊員たちの顔は充実していた。襲撃現場の目の前に高田の遺族が寄贈した「タカタハルユキスクール」がある。ここでは「タカタ知っているよ。タカタの学校があるよ。彼はカンボジアのために死んだんだ」と言ってくれる。日本人の大半は事件を覚えていないだろうが、私たちは誇りを持って平和構築のためにカンボジアに行った。

  • さく さん

    読んで良かった。1992年、PKOとしてカンボジアに自衛隊が派遣された時、同時に75人の警察官が「文民警察官」として派遣された。自衛隊は安全な場所に基地が置かれたが、文民警察官は危険な場所に分散して配置され、毎日銃声が鳴り響くような中過ごしていた。文民警察官がいくら現状を訴えても、政府は停戦合意が成立しているとの姿勢を崩さず、薄い防弾チョッキしか用意もさせず、結果、日本人が一人殺され、何人もが重軽傷を負う。人民警察官について他国は検証を行っているが、日本は検証を行っていない。日本は隠す国家なのだと思った。

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旗手啓介

1979年3月生まれ。神奈川県出身。2002年NHK入局。ディレクターとして福岡局、報道局社会番組部、大型企画開発センターを経て、2015年から大阪局報道部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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