Books

空の王 中公文庫

新野剛志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122076648
ISBN 10 : 4122076641
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

昭和11年夏。新聞社の飛行士・鷲尾順之介、満州国奉天の町で、謎めいた美女・宋麗林の命を助けた。
一方、関東軍参謀本部の梶清剛大尉たちは極秘計画を進めていた。
そして、運命の糸が絡み始める――。

行方不明機を発見した順之介は、突如現れた梶に銃を突きつけられ、内蒙古から「荷物」を空輸しろと命令される。
そこには麗林の姿が‥‥。航空冒険小説の傑作。

【著者紹介】
新野剛志 : 1965年、東京都生まれ。立教大学卒業。旅行会社勤務などを経て99年『八月のマルクス』で第四五回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。以降ミステリーを中心に巧みな人物造形と心理描写で人気を博する。2008年、『あぽやん』が第一三九回直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Ryo0809

    満州事変以降の中国大陸での混沌とした状勢を背景に、民間の航空飛行士が活躍する姿を描いた作品。王道の航空小説との触れ込みだが、航空シーンは多くない。多くの紙幅は陸上での冒険譚に費やされる。満州国だけでなく、蒙古やチベット、中国国軍や国民党軍閥、ラマ教、関東軍の暗躍など、混み入った複雑なストーリーで、とても理解が及ばない。冒険活劇ならば、もう少し単純にできなかったものか。詰め込み過ぎだろう。当時の航空機の性能や図は興味深かった。

  • 改造

    他の方の感想にもあるように冒険小説としては構成、流れが複雑で読み進めるのもちょっと大変だったけど、読後感は爽やかだった。 最後、麗琳(と思しき女性)との会話をもうちょっと聞きたかったなぁ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items