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蓮舫vs小池百合子、どうしてこんなに差がついた? -初の女性首相候補、ネット世論で分れた明暗-: ワニブックスplus新書

新田哲史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847065804
ISBN 10 : 4847065808
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan

Content Description

2016年、蓮舫氏の代表就任で勢いづくはずだった民進党は、同氏の二重国籍問題発覚で代表選に波紋を起こし、政局シナリオに大きな影響を与えた。最初に提起したのは、新聞でもなく、週刊誌でもなく、言論サイト「アゴラ」。マスコミの腰が重い中、八幡和郎、池田信夫両氏ら専門家の分析力とネット民の調査力とのハイブリッドで蓮舫氏を追い詰め、ついに二重国籍を認めさせた。一方、この年の東京都知事選で、無党派層から300万票近い支持を集めた小池百合子氏の当選の影でも、ネットメディアを起点にした世論の影響を感じさせた。
 もはや、政治家もマスコミも大企業も無視できなくなったネット世論の現場で、何が起きているのか? 蓮舫氏と小池氏の2人はなぜ明暗を分けたのか? マスメディアが主役だった時代と「世論ゲーム」はどう変わったのか? “取材側”と“インサイダー”の経験を持つ著者が、「ゲームチェンジ」の実態について、“既存メディア”と“ネットメディア”双方の視点から綴る。

【著者情報】
新田哲史(にった・てつじ)

アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長
1975年生まれ。読売新聞記者(運動部、社会部等)、PR会社を経て2013年独立。ビジネスから政治まで各種の広報PRプロジェクトに参画する。2015年秋、池田信夫氏主宰の言論サイト「アゴラ」の編集長に就任した。アゴラは、2016年の民進党代表選に際し、蓮舫氏の二重国籍問題をいち早く疑惑を追及して注目を集め、就任から1年で月間ページビュー数を300万から1000万に躍進させた。著書に、自らの独立体験を元にネット時代の若者のキャリア戦略・情報収集術を説いた「ネットで人生棒に振りかけた!」(アスペクト)がある。

【著者紹介】
新田哲史 : アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長。1975年生まれ。読売新聞記者(運動部、社会部等)、PR会社を経て2013年独立。ビジネスから政治まで各種の広報PRプロジェクトに参画する。2015年秋、池田信夫氏主宰の言論サイト『アゴラ』の編集長に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 謙信公

    ネットで世論を動かして各々の明暗を分けたという、ネット礼賛本。一部それもあるとは思うが、過信しすぎ。蓮舫は攻めには強いが守りにはめっぽう弱い。二重国籍問題では肩肘張って強気に出たのが裏目に出た。ツッコまれると終始逃げまくっていた危機対応の下手さが原因だ。小池百合子は都知事選で自民党から推薦がもらえなかったり、「厚化粧の大年増」と揶揄され、巨大組織等にいじめられているヒロインを演じた。マスコミの使い方も上手で、ネットで世論形成をしていた訳ではない。ただこれからは、ネットも重要なツールの一つにはなるだろう。

  • チョビ

    リアル真田丸! 強大な権力に対する疑問を嘘偽りと暴いた、「ネットメディア」が台頭を欲する著者らは「ネット民」という無党派層との共存が成功だったと総括。そこには政治に不慣れな日本人への「感情に訴える」方法をwin-winで持ち込んだのがよかったのでしょう。 となると、政治に対して今まで受け身になっていた我々は、既存メディアとネットメディアを比較しつつ、できるなら政治家に話を聞きに行くと行った「積極性」が必要となります。 政治にできる範囲で能動的に参加したいと思う方は是非読んでみるといいかと思います。

  • kiki

    女性活躍のお手本としてお二人の活躍が挙げられます。蓮舫さんは二重国籍問題で少し信頼をなくしたように思いますが、一方で小池さんは都知事選では先手必勝と緻密な対応で都民の支持を得たという印象です。小池さんは、ご自身が受けた問題をわかりやすく説明し、他の立候補者を十二分に意識した選挙戦は完璧とも感じられました。ネット世論を大切にすることは、政治の世界以外でも大切なことだと痛感しました。

  • ふくまるちゃん

    小池百合子氏の「魅せ方」について、かなり興味深く読ませていただきました。 今回は政治の話だけれども、これって何にでも当てはまるよな。と。

  • 湘南☆浪漫【Rain Maker】

    文春砲に勝った、という自慢の本(苦笑) ネットメディアやそれに関わる粘着性を感じる。

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