新潟県立歴史博物館

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まじないの文化史 日本の呪術を読み解く 見るだけで楽しめる!

新潟県立歴史博物館

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309228037
ISBN 10 : 4309228038
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
120p;22

内容詳細

古来から人びとは、神秘的なものの力を借りたい時に呪符(おふだ)を用いてきた。この信仰は、現代まで形を変えて連綿と続いている。呪符信仰のルーツや変遷に、歴史・民俗の視点から迫る。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポチ さん

    呪術って遥か昔から連綿と続いているんですね。今も神社やお寺で頂くお守り、厄除けのお札、絵馬など身近に在り生活の一部といってもおかしくないんだなぁ、と思いました。

  • 雪紫 さん

    絵馬や巻き物、陰陽など、和のまじないや歴史についてつらつらとわかりやすく書かれてる。日本はある意味呪術まみれ・・・。3枚のおふだまで紹介されてるの意外。

  • ミライ さん

    新潟県立歴史博物館 監修、古来から伝わるお札や呪文の意味に迫った一冊(写真満載のオールカラー)。奈良平安時代に伝わる「呪いの古代史」的なものから、遺跡からの出土品から呪術要素を分析したり、お札に書かれている文章の解析だったり、見ているだけで面白い。安倍晴明が祭文を読んでいるそばで、多くの異形の者がその姿を見つめている屏風が紹介されていたのだが、それが一番印象に残った。

  • アナクマ さん

    新潟歴博の企画展。書籍には「不幸にする」呪い(のろい/まじない)も追加。現代も魔術にあふれていると。そうかもなー。◉言葉や文字、記号にはとりわけ強い力があったとするが「裏の社会の行為」の証拠は残りにくい。身代わりの形代、蘇民将来(神を厚遇した兄)、茅の輪、養蚕守護、村境の大男草鞋や標縄。さまざまな思いが込められる。◉人間の思いを具現化したモノって、絵馬でもスマホでも面白い。村上の小正月グッズ(タラノキ五芒星)、鳥羽のセーマンドーマン(九字)手ぬぐいなどは手にしてみたい。羽田空港の絵馬ブースは知らなかった!

  • のり さん

    呪うは「のろう」とも「まじなう」とも読む。文化や技術が発達していない時代、病気や偶然の不幸さえも「誰かに呪われた災い」として、濡れ衣を着せられたり、医療としてお祓いしたり、実際のろったりしていた。今も、いい意味で願掛けやおまじない、お願い事などする。現代の世界でも心を鎮めたり、気持ちの拠り所、背中を後押ししたり、楽しむために、いや、結構マジで存在してるものなのかも。なかなか面白い本でした!

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