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田中角栄 同心円でいこう ミネルヴァ日本評伝選

新川敏光

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623084258
ISBN 10 : 4623084256
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

田中角栄(一九一八〜一九九三)政治家。日中国交正常化や日本列島改造論などの政策への再評価が進む一方、ロッキード事件などで金権政治の権化とも批判される。昭和という時代を駆け抜けた田中が目指した政治とは何だったのか。本書は、田中政治の軌跡を辿りながら、戦後民主主義を再考する。

目次 : 序 蘇る田中角栄/ 第1章 草創の時代/ 第2章 若き血の叫び/ 第3章 実力者への道/ 第4章 田中政治のアイディアの源泉/ 第5章 首相時代/ 第6章 目白の闇将軍/ 第7章 田中伝説/ 第8章 田中政治とは何だったのか/ 終 ポスト田中政治の行方

【著者紹介】
新川敏光 : 1956年生まれ。1990年トロント大学大学院政治学研究科博士課程修了(Ph.D.in Political Science)。現在、法政大学法学部教授・京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 虎っち

    政治家を志す人なら、絶対に読むことをお勧めします。田中角栄を支えた優秀な秘書や理研との関りも初めて知りました。政治家は「第六感」が優れていることが優秀か否かの条件になると私は考えます。田中角栄は、第六感が優れた戦後憲政史上、最高級の政党政治家です。また、東京大空襲があっても田中の会社や仕方なく買った小売店が無傷で残ったというエピソードなど幸運な人物だったこともわかりました。彼の笑顔が人を惹きつけ、緊張を和らげたのだと思います。新川先生の文章が上手で簡潔で読みやすく、あっという間に読めました。

  • あけの

    名前とイメージだけ知っててその人となりをそういえば知らないよねとよんでみた

  • ミチ

    時代を感じる総理大臣 田中角栄。今後このような人物は現れないであろう。死去してなお話題に上がるのはやはり凄い人なのだろう。金と人情の持っている人間には惹かれる

  • 千住林太郎

    田中角栄の伝記は数あれど、ジャーナリストや秘書や家族などの関係者によって書かれたものが多い。本書は政治学者によって描かれた伝記であり、角栄の政治観に関する分析が興味深い。戦後民主主義の申し子角栄は、家父長的な家族観の持ち主であり、選挙民もまた家族のように庇護される存在であった。選挙民は、主体的に考える自由な市民ではなく、生活の向上を求めて陳情する存在と捉えられる。また、言論の自由にも無理解であった。本書はそのような角栄の民主主義観を家父長民主主義としている。

  • Yohei Kameya

    田中角栄の清濁を呑み込む人生が概略で面白かった。 晩年 角栄の磁力から裏切りに近い感じ離れていく子分たち。 初期に戦前エリート政治家達からいいように利用されながらも、利用者駆け登ったこと。 当時の政治家達と比較していかにも特異だったことが理解できる

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