CD

ヴァイオリン協奏曲第2番、太陽風、沈黙へ : 渡辺玲子(Vn)梅田俊明&仙台フィル、岩城宏之、矢崎彦太郎&東京都響

新実徳英

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CMCD28237
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

地球と螺旋、宇宙と螺旋、音楽と螺旋。
音の渦から生命の原理を感じ取る


2009年に誕生した『ヴァイオリン協奏曲第2番「スピラ・ヴィターリス」』。スピラ=螺旋、ヴィターリス=生命と題されたこの作品は、宇宙の銀河系や地球の自転、公転、そして私たちの人体にあるDNAの構造など、あらゆる生命体にみられる「螺旋」を音楽の形式と作品コンセプトに結びつけた、作曲家新実徳英の意欲作です。
 その他に新実の管弦楽作品2曲(『太陽風』、『沈黙(しじま)へ』)をカップリング。生命力あふれる音とリズムが聴き手を包み込む、新実徳英のヴィヴィッドな管弦楽3作品をCD化。(CAMERATA)

【収録情報】
新実徳英:
1. ヴァイオリン協奏曲第2番『スピラ・ヴィターリス』(2009)
2. 太陽風(1999)
3. 沈黙(しじま)へ(1999)

 渡辺玲子(ヴァイオリン:1)
 仙台フィルハーモニー管弦楽団(1)
 東京都交響楽団(2,3)
 梅田俊明(指揮:1)
 岩城宏之(指揮:2)
 矢崎彦太郎(指揮:3)

 録音:2009年11月/宮城(ライヴ録音)ほか

内容詳細

新実徳英の作品集。ヴァイオリン協奏曲第2番「スピラ・ヴィターリス」は、協奏曲的な派手さはなく、むしろ静かな音楽の中にさまざまな感情や無意識を見出す。「太陽風」とは太陽のコロナのとばすプラズマの風のこと。新実の微細なタッチが冴える。「沈黙へ」は弦楽器の持続音が独特の音響を生む。(治)(CDジャーナル データベースより)

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ヴァイオリン協奏曲第2番は、聴いているう...

投稿日:2011/07/13 (水)

ヴァイオリン協奏曲第2番は、聴いているうちに福岡伸一氏の「動的平衡」の記述を思い起こすことが何度かあった。生命の営みは螺旋であり、宇宙は泡のような構造だという。この曲は意外性・ハプニングなどに依存するのではなく、螺旋階段を昇るように淡々と続いていく。もっと即席に聴衆を楽しませる方法があるのかもしれないが、新実はそれをしない。ヴァイオリンの渡辺玲子も、この曲の意図や構造を良く理解して、美しい音で演奏している。ヴァイオリン協奏曲第1番「カントゥス・ヴィターリス」(CMCD-28051)も良い曲だが、私はヴァイオリン独奏にいささか疑問があった。第1番も渡辺玲子の独奏で録音して欲しい。録音はライブ。ホールトーンが豊かで、ヴァイオリンも美しく、優秀。プロデューサーは井阪紘、録音エンジニアも機器も書かれていないので、それぞれのホール所属のエンジニアなのだろうか。

colourmeister さん | 愛知県 | 不明

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