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伊藤博文直話 暗殺直前まで語り下ろした幕末明治回顧録

新人物往来社

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784404038395
ISBN 10 : 4404038399
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan

Content Description

幕末動乱をくぐりぬけ、初代内閣総理大臣となった伊藤博文。政治家として栄達をきわめた伊藤が、みずから語った唯一の「自伝」本。人物談あり、幕末の実歴談あり、政談あり、憲政論あり、修養談あり―。肉声が伝える激動の時代と人物。

目次 : 第1編 人物談(大久保利通を語る/ 木戸孝允を語る ほか)/ 第2編 実歴談(堀田閣老要撃の余話/ 大橋順蔵逮捕の話 ほか)/ 第3編 憲政談(憲法立案の要旨と憲法政治の事)/ 第4編 修養談(浴衣がけの予/ 大和民族の将来 ほか)/ 第5編 実業談(日本鉄道の起源)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺

    ざっくりと再読。改めて面白かった。ご存じ初代内閣総理大臣・伊藤博文本人の語る幕末維新回顧録。『福翁自伝』や『氷川清話』とはまた違うテロリスト側の思い出は貴重。志士の世界の人命の軽さを淡々と、時に愉快そうに語るリアリティ。鴎外でお馴染み堺事件も登場。他に人物評(松陰・高杉・西郷・藤田東湖の評価は高くない)や憲法談義(思ったよりまとも)、観光問題(尤もな意見)、学生へのメッセージ(いかにも明治)もあってもっと読まれるべきだ。土佐の近藤長次郎をひどく惜しんでいるのも興味深い。解説は一坂太郎なので間違いない。

  • 糜竺(びじく)

    伊藤博文の生の声が書かれているだけあってリアルです。大久保利通、木戸孝允(桂小五郎)、岩倉具視など、幕末の有名人達との交流、また、どんな人たちだったか述べられていて、面白いです。薩長同盟に至る経緯や、下関戦争の時の様子も述べていて、それを伊藤博文は現場で当時、生で体感していたわけで、読んでいて非常に引き込まれました。御殿山外国公使館焼き討ち事件についても、事細かに述べていますが、ハッキリ言ってテロです(笑)。そんな、テロやら、暗殺やら色々やっている人間が総理大臣にまでなるとは、すごい話だと思いました。

  • TMHR ODR

    放火犯、暗殺犯、密航犯であり初代総理大臣なんて経歴の男のインタビュー集が面白くないわけがないでしょ!とはいえ戦の人ではなく政治の人であることが良く分かる内容。西郷、高杉については評価が低く、大久保、木戸、岩倉についてはよく喋ってる。英国公使館焼討ち事件での自分の手柄を嬉々として話す反面、欽定憲法については論理だてた丁寧な説明をし、教育については「実学」を為すべきと強調する。当時の英国公使ハリー・パークスとの関係はもっと知りたいな。

  • z1000r

    伊藤博文の自伝。幕末 明治の有名人を自らの視点で語っている。幕末外遊をし世界情勢を自らの藩にとくも尊王攘夷全盛の頃、危険な立場にありながら、生き延びる生命力もラッキーだ。友人、井上馨は半殺しの目にあう。また学生に対して語っている事も非常に参考になる。

  • Gen Kato

    幕末維新の志士たちの人物評や、御殿山(イギリス公使館)焼打ちの話がめっぽう面白い。「予は麗々しき家屋に住まうという考えもなければ、巨万の財産を貯うるという望みもなく、ただ公務の余暇、芸妓を相手にするが何よりだ」潔いですね、伊藤公。

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