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ロボットは東大に入れるか よりみちパン!セ

新井紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781690643
ISBN 10 : 4781690645
Format
Books
Release Date
August/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

朝日新聞「天声人語」ほかで大注目の人工知能プロジェクト、その全貌!


ロボット/人工頭脳の進化とその最前線は、人間にどのような変革を迫るか?


前著『コンピュータが仕事を奪う』では、爆発的な処理能力の向上を身につけたそれは、近い将来、ホワイトカラーの半数が不要になることが示された(アメリカではさらにすでに危機的な状況にある)。本書では、将棋の対戦におけるコンピュータの勝利やアマゾンやグーグルのシステムなどを例にとり、コンピュータの下請けをする人間の姿を描きつつ、世界的な最低賃金の引き下げがどんな経済危機をもたらすか、そして「人間にしかぜったいにできない仕事とはなにか」の核心を問う。


代々木ゼミナール/富士通に協力を仰ぎながら立ち上げたプロジェクト『ロボットは東大に入れるか』は、人工頭脳「東ロボくん」にセンター模試、代ゼミ模試、東大二次試験を解かせ、その結果に対する詳細な講評をとることで、だれもがわかりやすくその進化/最前線を感じ、未来を見極めるための手がかりとするもの。2014年初頭の「天声人語」でその試みが大きく評価され、来る7月26日の朝日新聞beでも大きく取り上げられる予定。


「24時間、疲レマセン。フヘイフマンモ言ワナイシ、大シタコストモカカリマセン。」みんながわかる、人工知能の最前線!今後、「人間」に残される領域とはなのか?朝日新聞「天声人語」はじめ、各メディアで大注目の同名プロジェクトの全貌!


目次 : 第1章 “東ロボくんと”人工知能の現在(センター入試は楽勝か?/ コンピュータの「知性」とは?/ 消える職業、変わる学校)/ 第2章 「東大」への大いなる一歩―東ロボくん、「全国センター模試」&「東大入試プレ」に挑戦!!(代々木ゼミナールによる結果報告と概評/ 「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトチームによる講評と展望)/ 第3章 “東ロボくん”の将来/私たちの未来(東ロボくんの「かたち」/ ロボットの人権/ 機械の深化と人間の進化)


新井紀子(あらい のりこ)
1962年、東京生まれ。一橋大学法学部卒業、イリノイ大学大学院数学化修了。専門は数理論理学、情報科学、数学教育。日本数学委員会委員長、日本数学協会幹事。3.11のさいにもダウンせず通常通り機能したNET COMMONS開発者。中高校生向け教育サイトE教室を設計、主宰。著書に「ハッピーになれる算数」「生き抜くための数学入門」(イースト・プレス)、「こんどこそ!わかる数学」「経済の考え方がわかる本」(岩波書店)「数学にときめく」(講談社ブルーバックス)」ほか多数あり。



【著者紹介】
新井紀子 : 東京都生まれ。一橋大学法学部卒業。イリノイ大学数学科博士課程修了。理学博士。現在、国立情報学研究所教授。2005年より学校向け情報共有基盤システムNetCommons(ネットコモンズ)をオープンソースとして公開。現在、全国の学校のホームページやグループウェアとして活用されている。2011年から人工知能分野のグランドチャレンジ「ロボットは東大に入れるか」のプロジェクトディレクターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • momogaga

    図書館。とってもファンキーな本でした。人工知能が昨年話題になりましたが、先鞭をつけたのはこの本です。本が書かれた2年前よりもプロジェクトは進歩しています。ぜひ第2弾を出して東ロボくんの奮闘を伝えてほしいですね。

  • mazda

    かなりいい線行ってるみたいですね。直に受験生たちがロボットに負ける日が来るかもしれません。ロボットにとって国語は難しいそうですが、そのロボットにもかなわない受験生が最近は増えてきているそうで、新井先生はロボットの研究どころではない、と危機感を持っているとか…。今後AI技術がいたるところで役に立つようになると思いますので、こういったチャレンジは続けてほしいものです。

  • くるぶしふくらはぎ

    2014年に初版がでた本なので、進化著しい昨今、状況は大きく変わっているのかもしれませんが、とても興味深い内容で、面白かったです。AIが未だに難しくてできないことは、人間にただ働きをさせればいいという、発想にやられた。この、読書メーターは、その発想から生まれたんだね。アマゾンが本を売りたくても、AIには、書評が書けない、書評をかくAIを開発するまでは、人間にタダで書いてもらえばいいんだ、って、そういうことに、まんまとハマっている自分なのだった。

  • イノ

    図書館で心躍るタイトルに惹かれて。 コンピュータの特徴が先生と生徒のような対話形式で分かりやすい。  その中でも将来50%以上の仕事が無くなると言う根拠が グラフでリアルな形で見えて背筋が寒くなる。   気になる成績はぜひ本書を。科目毎に採点しアドバイスあって個性が出ている。調べたら2015年ではさらに上がってた! そして中の人達の解説がマニアックすぎてそれも面白い。    面白く頼もしくも背筋の凍る話題も合り 表題以上に豊富な内容でした。 AIがよく分からない人におすすめです。

  • ふろんた2.0

    本書では東大にはまだ入れないという結論に至った、この分野は急速に進化しているのではないだろうか。近い将来、東大に合格できるかもしれないし、人による作業(労働)がなくなる分野も出てくる。技術の進歩による、住んでる地域や環境によって人はカテゴライズされていたのが、空間の壁が取り払われ、同じ興味を持っている人同士でカテゴライズされるという点が興味深い。

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