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人生がラクになる心の「立ち直り」術 集英社文庫

Shigeta Saito

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087462883
ISBN 10 : 4087462889
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan

Content Description

「こだわる」人は何か成し遂げるかもしれないが、融通がきかず、ウジウジ悩み続け、すぐにカッときやすい。平凡でも楽しい人生を送りたいなら「いいかげん」に生きる方が、ずっといい。諦めてこそ得られるものがある。悠々と大らかな気持ち、人に甘えられる勇気。それが幸せへの近道では。自分を許してゆるゆるしよう。もっと笑って、心をほぐそう。がんばりすぎのあなたに贈る、ハート・リラクゼーション。

目次 : 1章 そんなに自分を叱りなさんな!/ 2章 がんばり過ぎは、心が貧しい/ 3章 穏やかな人ほどうまくいく/ 4章 すっかり諦めると、「これから」が広がる/ 5章 「明日の楽しみ」は、今日つくられる/ 6章 「その気」になれば、怖いものでも怖くない/ 7章 こんな自分を許してみよう

【著者紹介】
斎藤茂太 : 1916年東京生まれ。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。明るく前向きな発想で読者を魅了し“モタさん”と親しまれる。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日々の生活に疲れている方、挫折して進めな...

投稿日:2012/02/09 (木)

日々の生活に疲れている方、挫折して進めなくなっている方、自分への劣等感や嫌悪感に悩んでいる方、一度読んでみてください。斎藤先生は実にやさしく広い心で、人間が陥りやすい悩みを解きほぐしていく言葉を与えてくれています。その言葉を読んでいるだけでもほっとします☆「がんばり過ぎは、心が貧しい」や「すっかり諦めることで「これから」が広がる」など章のタイトルからも読めるように、一般に大切だとされる「諦めない」とか「こだわりをもて」とかいう価値観の見方を変えて、もっと心を軽く柔らかくして生きていくヒントをくれます。もちろん大切な場面では「こだわり」や「粘り」は必要ですが、まじめな人ほど色んなことにこだわり、諦めきらず、頑張りすぎ、いつの間にか体を壊してしまうところまできてしまっていることが多いのではないでしょうか。きっと、この本を手に取られる方は皆、根がまじめで何事も一生懸命やられる方なのではと思います。また、自分の求める水準が高すぎるために、他の人から見れば充分な出来でも、納得がいかず自信をなくしてしまう方も多いのではないでしょうか。茂太先生はそういった「がんばりやさん」たちにとても愛情をもってこの本を書かれていると思います。自分を認めること、がんばりすぎないこと(自分が仕事を放り出したって、ちゃんと会社は動く。また、たまにあなたが休むからこそ普段怠けている人もあなたの恩恵に気づくことがあるかもしれない)、諦めることは何も悪くないということ(「諦めなければよかった」という後悔より「諦めておけばよかった」という後悔の方が重い)などなど、真面目な人が今まで信じ込まされて来た幻想を違う角度から見る視点を与え、心を軽くしてくれます。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 純子

    頑張らなきゃ。こんなんじゃだめだ。もっとやらなきゃ。あれもできてないこれもまだだ…とダメダメな自分を叱咤しながら生きてたら、心身ともに本当にだめだめにして休職を繰り返し、あげく退職することになったので、これからの人たちにはこの本にあるような言葉をかけてあげたいなぁと強く思います。頑張っているつもりが実は単にこだわりだったりのめり込みだったりしたのだろうなぁと今なら思える。モタさんの言うように言い訳をさせてあげられる、最後まで聞いてあげられる寛容な人間になりたいと思います。

  • sibarin♪

    当てはまるところあり、それはできそうにないなと思うところあり。でも、この本を手に取った時点で弱った心の救いを求めたのだろうし次に弱った時も読み返すのだろうな。

  • ぽかちゅう

    図書館で偶然めくってみたら『自分が臭いと思い込む人』とのフレーズが。自分は神経質でそういう節があるので借りてみました。…まあ該当する事が多い多い(苦笑)他にも「こだわり」の項目ではチェックが11項目中11個つき、逆パーフェクト達成!…さすがに焦りましたが…(^^;もっと大らかに生きねば…ってこの類の本を読んでる時点で大らかではないな(笑)

  • Ayanosuke

    ◆一寸先は光◆「しつこい人」は心が寂しい◆「こだわる生き方」よりも「いいかげんな生き方」凝り性の私には、いやぁ、そう言われても、そこは譲られへんわー!って思う項目もありましたが、頑張り過ぎない、自分を追い込み過ぎないでいこうと思います。心がふっと軽くなる本。

  • のの

    一度派手にへちょっと崩れてしまってやっと立ち直った経験があるので、これを試してみると楽になるというのが実感としてわかる。なにがつらかったかって崩れてる間本当に笑えない。作り笑いでもいいから、って言われたって笑えない。あんな思いをまたするくらいなら、こうやってちょっとずつ「立ち直り」の術をふだんから身につけていったほうが絶対おすすめ!

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