Product Details
ISBN 10 : 4121507509
Content Description
「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。
目次 : 第1章 「鬼滅の刃」ブームにみる現代日本人の心の闇(新型コロナがあぶり出す「メンタル」/ 四重の格差拡大で追い詰められる ほか)/ 第2章 人はなぜ、人と会うのか(コロナが一種の「救済」になった人もいて/ 人に会えないから「楽になった人」と「萎れてしまった人」 ほか)/ 第3章 危険な優生思想に蝕まれないために(「脳」が脚光を浴びる時代/ ちょっと「シンギュラリティ論争」に似ている ほか)/ 第4章 「同調圧力」と日本人(かつて「忘れられたパンデミック」があった/ 新型コロナは記憶されるのか ほか)/ 第5章 息苦しい「組織」「学校」から解放されるために…(子どものみならず、先生まで逃げ出す「学校」という空間/ 「閉鎖的」で「旧態依然」とした日本型組織 ほか)
【著者紹介】
斎藤環 : 1961年岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『心を病んだらいけないの?』(與那覇潤氏との共著・小林秀雄賞)など著書多数
佐藤優 : 1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。2005年から作家に。05年発表の『国家の罠』で毎日出版文化賞特別賞、翌06年の『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
やすらぎ
読了日:2023/06/10
ネギっ子gen
読了日:2023/03/22
zag2
読了日:2022/08/10
Kanonlicht
読了日:2022/02/03
minami
読了日:2023/12/05
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

