ひきこもりから見た未来 SIGN OF THE TIMES 2005‐2010

斎藤環(精神科医)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620320069
ISBN 10 : 4620320064
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
263p;20

内容詳細

ニートの親は動物にも劣ると発言する政治家。自立、自己責任の名のもとに、弱者を切り捨ててゆくこの国に未来はあるのか。ひきこもり問題の第一人者である精神科医の痛烈な時評エッセー。

【著者紹介】
斎藤環 : 1961年生まれ。岩手県出身。筑波大学医学研究科博士課程修了。医学博士。現職は、爽風会佐々木病院・診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカンの精神分析、「ひきこもり」問題の治療・支援ならびに啓蒙活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Rubik's さん

    ★★★☆☆

  • 踊る猫 さん

    3.11以前に書かれた文章で成り立っているのだけれど、今読んでも示唆に富むものが多い。著者のいたずらに論争を煽らないスタイルの、それでいてちょっぴり意地悪な文章からは学ぶべきところが多々あるように思われる。寛容さは寛容さによって守られるべき、という意見がつとに印象に残った。私自身精神的に問題を抱えているので、この著者の文章は――中井久夫ほど「癒し」を与えてくれるものではないけれど――これからも読んでいきたいと思う。2030年問題は果たして現実のものとなるかどうか? 著者の杞憂に終わることを祈りたいと思った

  • 日曜読書人 さん

    現在「在宅ホームレス」化は、さらに深刻な問題に。

  • 半木 糺 さん

    2005年から2010年までの著者の文章をまとめたもの。「日本にホームレスが少なく、治安がいいのは、家族がひきこもりを抱えているからだ」という著者の意見には納得させられた。ただ、ひきこもりの高年齢化が進む以上、これ以上家族に負担をかけ続けるわけにはいかない。本文中にも事例として示されていたEUの青少年省のように若者に対する新たな社会的包摂の仕組みを作っていくべきだろう。

  • copytomcat さん

    テーマはヒキコモリだけではなく、社会全体に及んでいる。

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  • 作成者:望月ハルヒさん