Books

へんな金属すごい金属 ふしぎな能力をもった金属たち

斎藤勝裕

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774138893
ISBN 10 : 4774138894
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

風船のように膨らむ超塑性合金、お湯をかけると溶けるウッドメタル、水で発火するリチウム、毒物タリウム、チーズのように軟らかいカリウム…。とっても身近で奥が深い金属の不思議を楽しめる1冊。

【著者紹介】
齋藤勝裕 : 1945年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了、名古屋工業大学大学院工学研究科教授を経て、名古屋市立大学特任教授。名古屋産業科学研究所上席研究員、名古屋工業大学名誉教授、理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 夜長月🌙新潮部

    ほんとに金属はすごい。命をにぎる金属・鉄。赤血球から鉄がなくなると酸素を全身に運べません。プラチナは抗がん剤に使われています。大仏と言えば奈良と鎌倉ですが、同じ青銅製なのに色が違います。青銅は銅とスズの合金で茶色です。しかし雨ざらしで錆びると緑青(ろくしょう)の色になります(緑青は無害です)。江戸切り子、薩摩切り子も金属で色を出しています。赤は江戸では金、薩摩では銅を使っています。花火は遷移した金属の電子の元に戻る時のエネルギーが光として放出されたものです。

  • 柏もち

    性質・用途・毒・身体など様々な観点からの金属について扱っており、話題が広範囲にわたっているため面白い。もっとも、浅く広い知識の紹介なので、金属への入門書の域を出ない。しかしながら読者を飽きさせない工夫が構成・トピック・コラムなどの随所に見られる。アモルファス、合金の種類、金属ごとに違う光の色、電位と半導体、金属ナノ粒子に興味が出た。とくに次世代超密度ハードディスク用の磁性微粒子材料としての利用が期待されている金属ナノ粒子は気になる。

  • Uzundk

    緑青に毒があるって昔言われてたけどあれはヒ素の所為だったのか。核エネルギーから見ると鉄が最も安定という事も分かった。今まで直感的には受け入れ滝のが難しかった水素吸収合金あたりも最近になってやっと理解が出来るようになってきた。知っているようでも日々後進されるから定期的に読むのは大切だ。

  • shigoro

    宝石に使われる金銀、暗殺の毒に使われていた金属、金管楽器やピアノに使われる金属、電化製品に使われるレアメタルなど、身の回りや、なんとなく使っている金属のマメ知識が満載。特に鉄に関しては、2500年使っているにも関わらず、今だ伸びしろがあり、技術的に未知の部分があるとのこと。これからもレアメタルやナノテクノロジーで、新たな金属や製品が生まれて来そうだな。

  • zeniO

    「金属」がテーマの雑学集。冒頭で述べられているが、周期表の元素92種のうち70種類が金属である。広すぎて「金属」というくくりにほとんど意味がないのではないかとは思うものの、歴史から現代科学にわたる金属の雑学が広く浅く得られて面白い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items