迷える英語好きたちへ インターナショナル新書

斎藤兆史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797680607
ISBN 10 : 4797680601
フォーマット
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;18

内容詳細

大学入試への英語民間試験の導入や小学校での英語授業は、本当に必要なのだろうか?スピーキング重視のカリキュラムは、学習効果があるのだろうか?「オーバーシュート」「インバウンド」など、なぜ誤った表現がここまで幅を利かすのか?英語教育のエキスパートが、現場の声が反映されない教育政策の矛盾に切り込み、不可解なカタカナ英語に翻弄される学習者たちの疑問・不安に応える。「日本人と英語」の理想的な付き合い方についての提言。

目次 : 第1章 対談1 英語民間試験導入狂騒曲/ 第2章 「四技能」という「錦の御旗」/ 第3章 四技能信仰の問題点/ 第4章 対談2 日本人の英語の現在、過去、そして未来/ 第5章 カタカナ語を活用した英語学習/ 第6章 日本語を脅かすカタカナ英語/ 第7章 メディアの英語講座/ 第8章 実用と教養のはざまで―私が関わった英語番組/ 第9章 文学を用いた英語学習法/ 第10章 英語で文学作品を楽しむ

【著者紹介】
鳥飼玖美子 : 立教大学名誉教授。東京都生まれ。サウサンプトン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。NHKテレビ「ニュースで英会話」などの講師を歴任

斎藤兆史 : 東京大学大学院教育学研究科教授。栃木県生まれ。英ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。専門の英語文体論・英語教育の他、英文学の翻訳も数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yomineko@猫と共に生きる さん

    変なカタカナ語の悩みが一発解決!インバウンド、フレイル、ステイホーム、ソーシャルディスタンス全部おかしい!と叫び、嫌になっていた私。疑問が一気に解消し胸がすく思い。何故日本語で言わない?ヘンテコな英語が氾濫するから益々英語脳が衰退して行く。グレーゾーンとかも意味不明。昔の日本人が今の我々より英語が出来たのは正しい方法で学んでいたから!通詞の学習法こそ正義と声を大にして言いたい。これだけ教材に恵まれているのに英語が話せないのは何故なのか原点に帰って考えないと現状打破は無理。

  • のり さん

    1人の英語好きとして、深く共感。語学なんて、よほど努力しなければ実用には及びません。学校教育だけで英語が使えるようにならなかったと言って、日本の英語教育は間違っていると決めつけ、次々と成功するはずもない改革を提言し、学校現場を振り回す、最近の文科省の迷走ぶりをバッサリと切ってくれる対談でした。

  • Nobu A さん

    どちらも好きな著者の対談なら読まない選択肢はない。鳥飼先生著書10冊目&斎藤先生8冊目。「まえがき」の読者を考えている点が秀逸。同じ方向性の二人が行った対談をそれぞれの専門分野、異文化コミュニケーションと英語文体論の視座から加筆修正した本書。英語民間試験導入問題、四技能信仰の瑕疵、カタカナ英語の脅威等をテーマに縦横無尽に語る。取り立てて新しい学びはないが、言い得て妙な譬えや二人の化学反応が新鮮。他方、第7章以降のメディアの話や英文学を用いた勉強法は中途半端で付け足し感有り有りのがやや残念。全体的には良し。

  • RmB さん

    意味不明なカタカナ英語の代表は、マイナンバーだと思います。あと、ハローワークとか、役所の名前などは日本語でいいんじゃないでしょうか?シェークスピアやヘミングウェイの作品もいまでも映画化されるくらいですから、それを教えるのが無駄ということはないです。

  • アトム さん

    やはり長年英語と格闘していたら、こんな思いになりますよね。良書。多くの人に読んでもらいたい。

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