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西方電撃戦 光人社nf文庫

斎木伸生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769828136
ISBN 10 : 4769828136
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「パンツァー、フォー!」静寂を破って急襲を開始したドイツ機甲軍団。土煙を蹴立てて疾走し、防衛戦を突破してつぎつぎと襲いかかる。奇襲に慌てふためく敵兵は大混乱となり、大地は血に染まる。手に汗にぎる息づまる死闘のかずかず。激戦場の戦闘シーンを臨場感あふれる筆致でつづったドイツ戦車戦ストーリー。

目次 : 世界最初のタンクバトル―一九一八年四月二四日ヴィレル・ブレトニューの戦い/ ポーランド電撃戦―一九三九年九月一八日〜一九日カンピノスの森の戦い/ 消え失せたフランス機械化部隊―一九四〇年五月一三日ジャンブルーの戦い/ フランス戦車師団を襲った最悪の出来事―一九四〇年五月一五日フラビオンの戦い/ 「ロンメル戦車師団」アラスの危機一髪―一九四〇年五月二一日アラスの戦い/ マチルダに踏み潰された独裁者の欲望―一九四〇年一二月九日ニベイワ砦の戦い/ 西方砂漠に埋没したイタリア戦車隊―一九四一年二月六日〜七日ベダ・フォームの戦い/ 北アフリカの要衡“トブルク”陥落せず―一九四一年四月一一日〜五月四日トブルク攻防戦/ 八八ミリ高射砲が挑んだ熱砂の対戦車戦―一九四一年五月一五日〜六月一七日ハルファヤ峠の戦い/ 橋頭堡を封鎖したさまよえるKV戦車―一九四一年六月二三日〜二六日一両だけの戦い〔ほか〕

【著者紹介】
齋木伸生 : 1960年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、博士課程修了。経済学士、法学修士。国際関係論を研究。研究上はソ連軍・フィンランド関係とフィンランドの安全保障政策が専門。軍事・兵器に関しては陸海空に精通。とくにソ連兵器と世界の戦車のエキスパート。艦船模型サークル「ミンダナオ会」所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スー

    第一次世界大戦で起きた最初の戦車戦からポーランド、フランス、アフリカ、ソ連でのモスクワ断念まで書いてあります。主要な戦車の写真や絵が豊富でイメージしやすくてとても読みやすかったです。相変わらずイタリアとフランスの弱兵ぶりは笑えてしまいます。フランスは優秀な戦車を揃えていたのに脆く崩壊し、イタリアは戦車も脆弱で兵士も士気が低く救いようがない。一方イギリスのマチルダとソ連のKV2の強さは印象的でした。イタリア兵の捕虜が収容所を脱獄したのに収容所の前で女性をナンパしてた為に捕まった話を思い出しました。

  • 鐵太郎

    筆致が面白い。話し言葉などがラノベふうというか、劇画ふうというか、勢いのいい元気な口調が気になるけれど、精緻な史料に基づいた元気のいい戦記ものととらえると、読みやすくていい。第一次大戦後半の戦車黎明期から、アフリカ戦線のロンメル絶頂期までの戦車の発達と活躍の歴史をさまざまな視点で描いた力作。ともかく、読んでいて面白い。いままでこの本を知らなかったのが残念。

  • じゅん

    単行本は高価であった為、文庫化されてようやく手を出すことができた。第二次世界大戦の欧州における戦いを、戦車の戦闘を通して見ることができる。淡々とした書き方ではなく、創作であろうが戦車兵などの登場人物のセリフあり、効果音ありと非常に読みやすい。またふんだんに写真や図が盛り込まれ、視覚的にも楽しい。作者のあとがきにもあるが、こういった本にありがちな、戦車の大きさや性能などのデータについてはあえて省かれており、性能だけではない運用による強さが実感できるようになっている。ガルパンなどで興味を持った方はぜひ一読を。

  • ポリ

    小説な書き方だけれども、写真やイラストを使っており気にならずに読める系。ちなみに、世界最初の戦車戦。ポーランドの電撃戦。北アフリカ戦線のロンメル。これらの話が個人的に興味深かった系。

  • アリャー

    戦車関連の本は初めて読んだのだが、海上と違い、地名、地形が細分化されているため、戦車の速さと合わさると、戦いの流れを追いかけるのが大変だった。それでも、本書は各戦闘にそれぞれ地図を乗せてあるので、何とか追いかけることが出来たと思う。第三者視点の他の戦史系の本と比べると、熱っぽい文体だったが、それが逆に戦車に関しては何も知らない自分にも、読みやすかった。写真だけでなく、イラストが豊富なのも良かった。フランスやイタリアの二次大戦時には、弱兵として有名だった国に対する辛辣な評価には笑った。

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