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レミーさんのひきだし

斉藤倫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784097250845
ISBN 10 : 4097250841
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

役目を終えたじぶんにも新しい役割があるはず。つぎの出番を待ちつづける小物たちのおはなし。

【著者紹介】
斉藤倫 : 1969年生まれ。詩人。2004年、詩集『手をふる 手をふる』(あざみ書房)でデビュー。初の長編物語『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で日本児童文学者協会新人賞、小学館児童出版文化賞を受賞。絵本作品もある

うきまる : 横浜生まれ。日本大学芸術学部デザイン科卒。広告や商品企画、映像制作などの仕事に携わり、『はるとあき』(吉田尚令 絵/小学館)で絵本作家デビュー

くらはしれい : 岐阜県生まれ。イラストレーター。雑誌、書籍の挿画、パッケージのイラストなどを手がけ、自身のサイトではオリジナルグッズの制作販売もしている。絵本は『レミーさんのひきだし』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    レミーおばあさんはリサイクル上手。空き瓶、小箱などを大切にして、新しい物に変えてくれる。いつかいつかと待ち焦がれる茶色いこばこちゃん。まさかのレオおじいさんだったね。歳をとっても恋は素敵。きっと仲良く幸せになるんだろうな。心がポカポカになったよ。大人こそ読んでほしいと思わせるポカポカする素敵な絵本でした。

  • zero1

    絵本は侮れない。下手な小説より多くのことを学べる。チョコレートの箱は暗い抽斗の中で仲間とともに出番を待つ。仲間たちは再出発するが、箱は待ち続ける。そして...レミーさんの暮らしぶりがとても素敵!これはSDGs(後述)とか再利用の大切さ以上に【役目を終える】とか【生まれ変わり】と私は深読みして解釈。つまり擬人法とメタファー。だとしたら作者が輪廻を背景に持つ日本人ということで、さらに突っ込んで考察した(後述)。読友さんのレビューで知ったが、読んで損なし。作者の作品を追いたくなった。レビュー75件は少なすぎる!

  • ちゃちゃ

    小さなたんすのいちばん下。そこには役割を終えた大切なものがしまわれている。暗いひきだしの中、チョコレートの小箱はひそかに待っている。いつかレミーさんが私を連れ出して、私にぴったり合った役割を与えてくれることを。頁を捲る私たちは小箱とともに不安になったり胸躍らせたりしてその時を待つ。ひとつの役割を終えても、また次の活躍の場がある。幾つかの役割を終えた私も次の役割を待とう。それは、レミーさんに新たな幸せを運んだチョコレートの小箱のように、身近な人に幸せを運ぶものであればいいなぁ。「つぎはなにになれるかな!」

  • おくちゃん👶柳緑花紅

    サンタクロースさんからのプレゼント絵本。優しいサンタさんの贈り物なのでやっぱり心がポカポカにあたたまりました。絵も素敵。使われている色も素敵。実は私も三段の引き出しの一番下にはリボンや空き缶、空き箱、綺麗な柄の包み紙等が入っでいる。私の引き出しの中でもみんなが話しているのかなぁ?次は私?次は僕?何になれるかなぁ?って。茶色い小箱。宝石のようなチョコレートが入っていた小箱。レオさんの手作りの指輪が小箱の中に。レオさんからのプロポーズ。タンスの横に2つの椅子。物も人も新しい役割があるんだね💓

  • ふう

    読友さんの感想で知った絵本。引き出しに何が入っているのか、表紙からもう小さなわくわくが始まります。きれいな模様の箱、かわいい形のビン、リボン、毛糸…。わたしにも覚えがあります。レミーさんは暮らしを楽しむのが上手。自分のために誰かのためにいろいろなものを作り、ひきだしにとってあったものに入れます。だいじにされてまた出番をもらえた物たちは、小さな幸せを誰かに届け、そしてレミーさんにも届けてくれました。ひきだしにあったものは、レミーさんのやさしさ。

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