下級武士の田舎暮らし日記 奉公・金策・獣害対策

支倉清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806715924
ISBN 10 : 4806715921
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
277p;20

内容詳細

下級武士の日記から読み解く、江戸時代中期の村の暮らし。度重なる洪水に、武士たちはどのように対処したのか。田畑を荒らす猪の対策に、農民は銃を持てるのか。武士と百姓は一つの村の中でどのような関係にあったのか。仙台藩御鳥見役(鷹狩の世話役)として農村で暮らした下級武士が40年以上にわたって記した貴重な記録を解説する。

目次 : 小鳥・落鳥といえども捕るべからず/ 屋形様の狩/ 権現森、山追/ 武家諸法度(幕府法令)/ 飯米麦の通行許可証/ 預御林、巡見衆宿泊所用材を伐採/ 未検地の知行への課税/ 江戸上屋敷類焼「難儀たるべし」/ 杉苗一〇〇〇本植林/ 鳥の捕獲を禁ずる〔ほか〕

【著者紹介】
支倉清 : 宮城県石巻市(旧河南町前谷地)の支倉家に生まれる。元東京都公立小学校長。宮城県前谷地の支倉家と、伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節の大使・支倉常長とどのようにつながるのか、長年研究を続けている

支倉紀代美 : 宮城県東松島市に生まれ、石巻市前谷地で小学校・中学校・高等学校時代を過ごす。元神奈川県公立小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 楽駿 さん

    品川図書館本。下級武士とあるが、浪人でもなく、きちんと宮仕えしている宮城の山間部の当時の状態がわかる。何回も繰り返されるのが、猪対策。殿様のお狩場であると、一般人は狩りができないので、鉄砲を使用できない。けれどその実害があまりにひどく、空砲の期限付き使用許可になり、やがては、武士のみ期限付き使用許可。更に農民までが期限付き使用許可される。これだけ考えても、実害の大きさも然り、武士の力の低迷も想像できる。江戸時代後半の流れが、推察される1冊。興味深い1冊だった。

  • かーんたや さん

    拙者かねてより困窮する者にて自力では修繕できませぬ

  • イコ さん

    二樅亭見聞録の現代語訳と解説を併記した本、1716年から1757年まで書かれた記録であり、著者は石巻市須江字瓦山の人である。仙台藩についての歴史が武士からの目線で書かれていて興味深い。名取に鳴神という獣が降りてきた話しがあったが、噂話の類なのだろう。多分。

  • Tatsuhiko さん

    仙台藩の下級武士・矢嶋喜太夫の日記『ニ樅亭見聞録』を基に解説を付けた本。喜太夫は桃生郡深谷須江村という所で、藩主・伊達吉村の狩場の保全を主な職務としていた。一読して驚いたのは江戸時代の官僚主義で、領地の木を切ったり猪対策のため鉄砲を撃ったりするにも上に文書を出して伺いを立てなければいけなかった。ただ窮状を盛って訴えるなど多少の強かさやセコさも感じられた。喜太夫が70歳で引退する時の文章には、ここまでついて来ただけあり謎の感動があった。こういう無数の下っぱ武士たちが江戸体制を支えていたのだなと思わせられた。

  • コーリー さん

    仙台藩士矢嶋喜太夫が享保元年(1716)から宝暦7年(1757)まで42年間書き溜めた『ニ樅亭見聞録』という古文書を丁寧に解読し、現代語訳をして、解説を付し、本にまとめている。単にくずし字を解読するだけでなく、現代語訳をして文意をつかむという基本的だが大切な作業を怠らないことが重要だと、この本を読んでいて再認識した。

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