狼と香辛料 21|4 Spring Log 電撃文庫

支倉凍砂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049122008
ISBN 10 : 4049122006
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
文倉十 ,  
シリーズ
:
追加情報
:
296p;15

内容詳細

湯屋『狼と香辛料亭』を営むロレンスの悩みの種、それは家を飛び出していった可愛い一人娘、ミューリのことだった。憔悴するロレンスを見かねたホロは、湯屋をセリムたちに任せ、娘を訪ねて十数年ぶりの旅に出ることに。そんな旅の途中に立ち寄った町で、さっそくミューリの噂が耳に飛び込んでくる。それは、二人の知るお転婆娘とかけ離れた、“聖女ミューリ”の噂で―!?書き下ろし短編『狼と旅の卵』に加え、電撃文庫MAGAZINE掲載短編4本を収録した、幸せであり続ける物語第4弾!

【著者紹介】
支倉凍砂 : 1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 岡本 さん

    行商の旅を終えて十数年、湯屋の主人となったロレンスとホロが久しぶりの旅へ。新婚旅行を辿る旅の如く、昔を引き合いにいちゃつく二人の描写はとても微笑ましい。実際は娘のミューリとコルの旅路を追っているのだが。昔よりも財布の紐が緩くなったロレンスと夫婦となり臆面もなく甘えるホロ。湯屋で主人代理を押し付けられたセリムの苦労をよそに、二人旅はまだまだ続く。

  • よっち さん

    家を飛び出したミューリが心配で憔悴するロレンス。それを見かねたホロが、湯屋をセリムたちに任せ娘を訪ねて一緒に十数年ぶりの旅に出る第二十一弾。以前旅していたようにはいかない、けれどそれはそれで楽しいたくさんの頼まれごとと思いを乗せたふたり旅。ホロのために頑張ろうとしたロレンスが空回りし、思わぬ騒動に巻き込まれる展開はお約束なんですが、今回は娘たちの尻拭い的な意味合いもあって、それを周囲とも協力して鮮やかに収束させつつ、それでいて十数年一緒にいたんだなあということを改めて感じさせる二人の関係が良かったですね。

  • まりも さん

    旅立った一人娘のミューリとコルに会うため、ホロとロレンスが夫婦水入らずの二人旅に出かけるアフターエピソード第4弾。温泉旅館でほのぼのする2人も良いけど、狼と香辛料は旅をしてこそ。十数年ぶりの2人だけの時間。その時間を満喫するホロとロレンス夫妻の安定感たるや。息もぴったりだし、隙があれば仲の良さを見せつけてくれるしで、もう本当お腹いっぱいです。しっかりしてるようで抜けてるロレンスと、自由奔放だけど旦那の手綱はしっかと握るホロ。熟年夫婦の甘くて穏やかなひと時を描いた見事な短編集でした。

  • た〜 さん

    今回は娘狼の番かと思ったら、2冊連続で親夫婦だった。閑話休題。相変わらずのイチャイチャ甘々バカ夫婦。でも旅に出た甲斐あって商売を通した心理戦も軽いジャブ程度だけど堪能できた。その他宿の主人代理候補娘のネガティブぶりも可愛いし面白い。娘狼の過去話も特筆する程のことはないけれど普通に面白かった。

  • 中性色 さん

    もしかして:アヒージョ。というわけで二人旅路の外伝第4巻。キャラのやり取りなどの空気感はそれぞれの作品ごとにあるだろうけど、この二人ほど「安心感」を与える組み合わせは他にはないだろうな。それと、1巻かける話だとどこかに落ちつけてからという体になるので、こういう短篇の方が旅ものにはいいんだろうか。

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支倉凍砂

支倉凍砂(1982年12月27日生まれ) 2005年に『狼と香辛料』で第12回電撃小説大賞銀賞を受賞し、2006年2月に同作品でデビュー。 文倉十(1981年12月7日生まれ) キャラクターデザインと原画を担当したゲーム『ANGEL BULLET』をきっかけにプロのイラストレーターとして活動する。

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