狼と羊皮紙 新説 狼と香辛料 4 電撃文庫

支倉凍砂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049122015
ISBN 10 : 4049122014
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
文倉十 ,  
シリーズ
:
追加情報
:
424p;15

内容詳細

 ウィンフィール王国第二位の港湾都市ラウズボーン。ニョッヒラを出て初めての大都市に心躍らせる賢狼の娘ミューリと、教会変革の使命を胸に燃やすコルだったが、二人を待ち受けていたのは、武装した徴税人たちだった。
 ハイランドの機転で窮地を脱した二人。どうやら「薄明の枢機卿」と讃えられるコルの活躍が、皮肉にも王国と教会の対立に拍車をかけていることを知る。
 このままでは、戦争を避けられない。打つ手無しの中、コルに助け船を出したのは、ロレンスのかつての好敵手、女商人エーブだった。
 神をも畏れぬ守銭奴は、果たして敵か味方か。コルは教会、王国、商人の三つ巴の争いに身を投じる――!

【著者紹介】
支倉凍砂 : 1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 岡本 さん

    久しぶりのエーブ登場。様々な組織が様々な事情を抱えながら謀を巡らせる大都市へやってきたコルとミューリ。完全な悪人も善人もいない靄がかかった状況下で奮闘する二人。今回は「薄明の枢機卿」の名が広まる結果とはならなかったものの、コルの想像以上に名前が一人歩きしている事を知る。着々と頼もしい仲間達が増え、今後の展開も気になる所。

  • よっち さん

    港湾都市ラウズボーン。教会改革を使命とするコルの活躍が皮肉にも王国と教会の関係に緊張をもたらし、窮地に陥った彼の前にロレンスのかつての好敵手・女商人エーブが現れる第四弾。王国の権力を背景にした徴税人たちと教会側に立つ貿易商人組合の対立。戦争が不可避な状況に向かってゆく中でコルに協力を申し出てきたエーブ。見えていなかった事情が明らかになるたびに構図もガラリと変わって、二転三転する状況で百戦錬磨なエーブ相手に後手に回りましたが、ミューリと力を合わせてギリギリの状況から活路を見出してゆく展開は良かったですね。

  • 中性色 さん

    金の鶏。香辛料時代からそうだけど、片方どちらかをメタメタにする話ではなく、どちらかというと両方がつながるために取り持つという形が多いよな。そこに対してロレンスはエーブとは違う方面で、商人らしい狡猾さも見せてたけど、コルの場合は人によるのかもしれんが、個人的には綺麗すぎるとも思えてしまう。にしても、エーブってなぜか最後は裏かかれるよな

  • オセロ さん

    【KU】作者さん27冊目。 港町レザノアの問題を解決したコルたちはハイランドが待つ港湾都市ラウズボーンへ。 そこでの教会と徴税士たちと貿易商組合、更にはその裏にいたロレンスのかつての敵だったエーブの思惑が入り乱れる中でさ予期せぬ内容の王の勅命が状況を切迫させてきて。ままならない状況を打破するコルの妙案は凄いんだろうけど、その凄さがイマイチ分かりづらいのは残念。

  • た〜 さん

    狼娘がやけ食いする話。薄明の枢機卿に祭り上げられた聖職者見習いが八方塞がりで守銭奴な女商人まで絡んできてこれは愈「父様」登壇願おうか?となったが結局それは却下でした。女商人さんが登場してきたから商売の話も絡んでくるのかと思いきやそれほどでもないかな。

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支倉凍砂

支倉凍砂(1982年12月27日生まれ) 2005年に『狼と香辛料』で第12回電撃小説大賞銀賞を受賞し、2006年2月に同作品でデビュー。 文倉十(1981年12月7日生まれ) キャラクターデザインと原画を担当したゲーム『ANGEL BULLET』をきっかけにプロのイラストレーターとして活動する。

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