狼と羊皮紙 新説狼と香辛料 11 電撃文庫

支倉凍砂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049158021
ISBN 10 : 4049158027
フォーマット
出版社
発行年月
2024年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
文倉十 ,  
シリーズ
:
追加情報
:
360p;15

内容詳細

帝国と教皇庁を南北に分断する要衝の調査に乗り出すコルとミューリ。選帝侯たちはこの地を治め、教会との交渉を有利に進めようとするも、そこは月を狩る熊の伝承を守る“人の世に住めぬ者たち”が暮らす地で――。

【著者紹介】
支倉凍砂 : 1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    蝕の予言を巡り争ったルウィック同盟を説き伏せ、見事に天文学者アマレット奪還を成し遂げたコルたち。結果としてデュラン選帝侯の威信をかけた計画と衝突する第11弾。難しい状況に追い込まれる中で見出した、侯の権威と命脈を保ち教皇庁の喉元に刃を突きつける新道の開削という一縷の希望。他の選帝侯も加わって要衝の調査に乗り出したコルたちの前に立ちふさがる月を狩る熊の伝承者という構図でしたけど、ここにきて月を狩る熊の真相が明らかになって驚かされましたけど、人ならざるものの力も借りながら活路を開いてみせた結末が印象的でした。

  • イシカミハサミ さん

    前回立った計画を実現するために行動していく巻。 ちょっと今回登場したキャラクターは チートが過ぎるというか、 これまでにも精霊が人間と共存しようとする姿は描かれてきていたけれど、 その形ができるならもう窮屈な思いなんてそれほどする必要がないんじゃないか、 と思ってしまう。 もちろん正体を隠して生きる、というその1点で生きづらさはあるのかもしれないけれど。 でもそれって、普通の人間でも社会でやってることだよね。

  • 毎日が日曜日 さん

    ★★★★ 月を狩る熊の新説が出てきた。

  • らいおねる さん

    なんといっても月を狩る熊に対する事実。この話をホロが聞いた時にどう感じるのかが知りたい。知りたいけどどうなんだろう、この2人がニョッヒラに帰る事はあるんだろうか。どんどん重い立場になるコル。お姫様だったミューリがいつの間にかなくてはならない存在、いや最初からそうだったのかもしれないけど言動がどんどん大人になって良き理解者になっていく感じが成長を感じます。

  • 椎名 さん

    月を狩る熊だけは、存在しないものだけは裏切らないから。生まれてからすぐ側にずっと口うるさく世話を焼いてくれる兄がいたこと、そしてこの旅を経てたくさんの仲間ができたこと、これまでのひとつひとつの積み重ねが物事の解決や理解に至らせているのが気持ちいい。頼むから羊皮紙もアニメ化を……。

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支倉凍砂

支倉凍砂(1982年12月27日生まれ) 2005年に『狼と香辛料』で第12回電撃小説大賞銀賞を受賞し、2006年2月に同作品でデビュー。 文倉十(1981年12月7日生まれ) キャラクターデザインと原画を担当したゲーム『ANGEL BULLET』をきっかけにプロのイラストレーターとして活動する。

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