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ISBN 10 : 4773813040
Content Description
1949年の問題作『静かなる決闘』に黒澤明の贖罪意識を読みとった著者はその正体を突きとめるべく、戦中・戦後期の東宝の動き、当時の観客の反応や黒澤周辺の人たちの証言を丹念に調べていく。そこから浮かび上がったのは戦争と東宝を巡る意外な事実の数々、戦後の黒澤が作品に込めたメッセージ、そして歴史のヴェールに包まれた「航空教育資料製作所」の姿だった。黒澤映画に新たな視点から光を当て、戦後映画史の読み替えを迫る探究の書。
目次 : 脳める三船敏郎/ 『静かなる決闘』の謎/ PCL入社まで/ 戦争に行かなかった黒澤明/ 召集延期の実態/ 東宝の複合性/ 日本映画各社の状況/ 戦意高揚映画は見られていたのか/ 軍需企業としての東宝―航空教育資料製作所秘話/ 航空教育資料製作所の意義〔ほか〕
【著者紹介】
指田文夫 : 大衆文化評論家。1948年3月東京大田区池上生。1972年早稲田大学教育学部英文科卒。同年から2012年3月まで、横浜市役所勤務。1983年から『ミュージック・マガジン』に演劇評等を執筆。1991年ウォーマッド横浜を企画。2008年国連アフリカ開発会議記念イベント・高校生ミュージカル『やし酒飲み』を企画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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keroppi
読了日:2017/05/01
tsukamg
読了日:2016/09/23
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