「親日派」朝鮮人消された歴史 終戦までの誇り高き日韓友情の真実 PHP新書

拳骨拓史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569842431
ISBN 10 : 4569842437
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
254p;18

内容詳細

実は、満洲事変で多くの朝鮮人の心情は「親日」へと転じていた。戦争中には「朝鮮人が日本軍人として戦地に赴けないのは差別だ」と徴兵を求める声も高まった。さらに未来のために特攻隊として散華した朝鮮人兵士たちもいた。そのような「親日派」を、戦後の韓国と北朝鮮は「売国奴」として弾圧し、多くの人々が殺害さえされた。いまも迫害は続く。だが、歴史の真実を真正面から見つめなければ、真の友好が生まれるはずもない。さらにいえば、命を捧げた方々を顕彰するどころか冒涜するのは言語道断であろう。まさにいまこそ知っておくべき、真の友誼と感動の秘話を満載した意欲作。

目次 : 第1章 戦前、多くの朝鮮人たちは反日から親日に転じていた(嫌韓・反日を越えて、日韓友情の歴史を直視せよ/ 徴兵制は日韓の差別撤廃のためだった ほか)/ 第2章 朝鮮人特攻隊とその思い(徴兵制導入に喜ぶ朝鮮の人々/ 在日朝鮮人一二〇万人が、日本軍のために軍用機を献納 ほか)/ 第3章 靖国神社に祀られた朝鮮人(志願兵制最初の戦死者 李仁錫上等兵/ 君が代を奉唱して戦死した崔昌徳 ほか)/ 第4章 日本を支えた朝鮮人(朝鮮で「新日本主義の樹立」を夢みた閔元植/ なぜ朝鮮の英雄は「テロリスト」ばかりなのか ほか)/ 第5章 終戦と反日のはじまり(呂運亨と「朝鮮建国準備委員会」の挫折/ 林少尉夫妻の自決 ほか)

【著者紹介】
拳骨拓史 : 1976年生まれ。評論家。名越二荒之助(元高千穂商科大学教授)、杉之尾宜生(元防衛大学校教授)に師事し、漢学、東洋思想、東洋史の研究を展開している。中央乃木会理事、加藤友三郎元帥研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 千本通り さん

    日本統治下において軍務に従事して亡くなった朝鮮半島出身者は約2万1千人にも及ぶ。この本では真剣に日本のため、ひいてはそれが朝鮮のためになると信じて戦った人々が紹介されている。先の大戦で敗れた時、満州からの引揚者がその土地に住んでいた朝鮮人の方々にずいぶん助けられたという話は知っていたが、今回一緒に先の大戦を戦った多くの朝鮮人の方々を知って心から感謝の念をもった。

  • 清水勇 さん

    最近の諸問題で韓国=異常な国という認識だったが、今の日本では何も出来ないという記事を目にし、頭を冷やす為に、韓国がこれまで抹殺してきた「親日派」の人々の実態を知るべく手に取る。読み通して著者の、日本の国益を守る為に韓国と面と向かって対応すべきというぶれない姿勢を感じた。「親日派」には実際多くの方々が「矜持を堅持した日本人に感化されることで、しっかりと朝鮮人としての矜持を持ち続けておられたこと」を知り、素晴らしい先達たる日本人に負けない矜持を持って韓国の人々に相対することの重要さを痛感した、

  • Junc さん

    複雑なので感想は述べない.北朝鮮はもちろん,韓国も民主国家ではない.朝鮮王朝時代の王が大統領に変わっただけ.民も自分より下位のものを探す.昔は奴婢などに意にならない矛先を向けていたが,今は日本に向けている.韓国の教育もドラマも日本が悪ということで社会の矛盾を抑えている.これをストーカーのようにやられれば誰でも嫌いになる.この原因は朝日をはじめとした日本のなかの勢力のせいでもある.近くても遠くても似ているところがあるだけに,違いが際立ち,互いに許せなくなる.互いに中立な,距離を置いた関係になればいいのに.

  • スプライト さん

    敗戦までは、多くの朝鮮人が日本に貢献してくれていた事が分かる。忘れるべきではないが、今の韓国は相手にするべきではない。

  • Masataka Sakai さん

    昨今の言動は目に余るが、隣国との仲を酒匂と言う見えない力を感じる。 未来の利益のために互いに冷静になるべきだと考える。

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人物・団体紹介

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拳骨拓史

昭和51年(1976)生まれ。作家。中央乃木会理事、加藤友三郎元帥研究会副会長。漢学、東洋思想、東洋史の研究をおこない、名越二荒之助(故人・元高千穂商科大学教授)、杉之尾宜生(元防衛大学校教授)に師事。日本のみならず、中国・韓国などで論文や研究発表などを精力的におこない成果を挙げている(本データはこ

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