手塚治虫からの伝言 戦争というもの

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784494018529
ISBN 10 : 449401852X
フォーマット
出版社
発売日
2020年03月25日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
198p;22

内容詳細

昭和19年、戦局が厳しくなっていく中、軍事教練で落ちこぼれ、軍需工場で厳しい労働を課されても、マンガを描くことをやめない少年がいた。マンガを通じ淡い恋も芽生えたが、激しい空襲に見舞われ……自伝的作品の傑作「紙の砦」を始め、戦後の飢餓状況を描く「すきっ腹のブルース」や、原爆による放射線障害と闘うブラック・ジャックを描いた「やり残しの家」など、戦争とは何かを考える6編を収録しています。

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読書メーターレビュー

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  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄 さん

    さすが手塚治虫先生。本当に素晴らしい作品ばかりでした。もうすぐ終戦記念日。先生は1989年にお亡くなりになったのですね😢そんなに昔だとは、、、今でも生きておられる様な気がします。先生の描く美人さんは全て宝塚音楽学校の京子さん(物凄い美人さんです✨✨✨)がモデルなんですね!若い人たちが夢破れる戦争は絶対にノーと言わなければなりません。名作です。

  • Nyah さん

    戦争とはどういうものか。原爆病による白血病、浮浪児狩り、田舎の小学校が狙い撃ちにあう、学校での軍事訓練と勤労奉仕。好きな事が自由にできない、若者は夢を奪われた。手塚治虫も漫画内に出てきた特殊訓練所のような施設に入れられて、腕が菌に感染し腕を切り落とすところまでいったのを診察した医者がかわいそうだからと切らないで治してくれた事から医者になる事を決心したとのこと。腕がなくなってたら医者も漫画も諦めていたかもしれない。そんな物騒な世の中に未来が進まないよう願うばかりです。

  • スイ さん

    どの作品も、胸がずっしり重くなるな…。 手塚治虫の反戦の強い思いに満ちている。 特に「1985への出発」は、戦後を生きる者の責任を痛感させる作品で、読後もずっと考えずにいられない。 解説も一層理解が深まるもので良かった。

  • 遠い日 さん

    「手塚治虫から伝言」シリーズ。6話のどの話にも、戦争を憎み、絶対にしてはいけないこととして、影響を受けた人間の苦しみを抉る。「てんてけマーチ」「カノン」の、悲壮な体験。リアルが痛々しい。

  • アマンダ さん

    8月は戦争のお話を読もうというマイキャンペーン。今年はまずこの作品。手塚先生からのメッセージを受け取りました。

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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