基本情報

内容詳細
名阪間をめぐる官設鉄道と関西鉄道の運賃・サービス競争、阪神間で官設鉄道に正面から挑んだ阪神電気鉄道、その阪神と熾烈な抗争を繰り広げた阪神急行電鉄(阪急)、「地下鉄の父」早川徳次と東京横浜電鉄の総帥・五島慶太との地下鉄争奪戦などなど、史上有名なライバル同士の対決を取り上げ、日本の鉄道の来し方を振り返る。会社の存亡をかけた闘争はまさに「仁義なき闘い」であり、近代産業史の縮図でもある。一読巻を措く能わずの面白さ。
目次 : 第1戦 官設鉄道VS関西鉄道(名阪間の歴史的抗争/ 明治期の鉄道業界の事情 ほか)/ 第2戦 阪神電気鉄道VS阪神急行電鉄(蒸気鉄道に喧嘩を仕掛けた電車/ 明治中期に巻き起こった電車ブーム ほか)/ 第3戦 東京地下鉄道VS東京高速鉄道(“地下鉄の父”早川徳次/ 地下鉄建設計画実現に向けて ほか)/ 番外戦 駿豆鉄道(西武)VS箱根登山鉄道(小田急)(バスの乗り入れ問題で一悶着/ 芦ノ湖の駿豆独占を破った箱根観光船 ほか)
【著者紹介】
所沢秀樹 : 交通史・文化研究家、旅行作家。1960年東京都生まれ。日本工業大学卒業。著書に『鉄道会社はややこしい』(第38回交通図書賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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bapaksejahtera さん
読了日:2021/07/04
どん さん
読了日:2016/05/11
ぐってぃー さん
読了日:2022/05/05
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