鉄道史の仁義なき闘い 鉄道会社ガチンコ勝負列伝

所澤秀樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422240725
ISBN 10 : 4422240722
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;19

内容詳細

名阪間をめぐる官設鉄道と関西鉄道の運賃・サービス競争、阪神間で官設鉄道に正面から挑んだ阪神電気鉄道、その阪神と熾烈な抗争を繰り広げた阪神急行電鉄(阪急)、「地下鉄の父」早川徳次と東京横浜電鉄の総帥・五島慶太との地下鉄争奪戦などなど、史上有名なライバル同士の対決を取り上げ、日本の鉄道の来し方を振り返る。会社の存亡をかけた闘争はまさに「仁義なき闘い」であり、近代産業史の縮図でもある。一読巻を措く能わずの面白さ。

目次 : 第1戦 官設鉄道VS関西鉄道(名阪間の歴史的抗争/ 明治期の鉄道業界の事情 ほか)/ 第2戦 阪神電気鉄道VS阪神急行電鉄(蒸気鉄道に喧嘩を仕掛けた電車/ 明治中期に巻き起こった電車ブーム ほか)/ 第3戦 東京地下鉄道VS東京高速鉄道(“地下鉄の父”早川徳次/ 地下鉄建設計画実現に向けて ほか)/ 番外戦 駿豆鉄道(西武)VS箱根登山鉄道(小田急)(バスの乗り入れ問題で一悶着/ 芦ノ湖の駿豆独占を破った箱根観光船 ほか)

【著者紹介】
所沢秀樹 : 交通史・文化研究家、旅行作家。1960年東京都生まれ。日本工業大学卒業。著書に『鉄道会社はややこしい』(第38回交通図書賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • bapaksejahtera さん

    日本資本主義の黎明期に新規産業である鉄道事業に乗り出した、一筋縄では行かぬ人物の抗争史である。それ故にか知らないが話題のうち過半は関西が舞台となっている。名古屋から大阪に至る関西鉄道(後に国鉄関西本線)が弁当までつけるという値引き合戦。阪神間を国鉄、阪神、阪急が並行して営業する中で、今宮戎の祭り客を呼び込む阪急に対し電気事業者を兼ねる阪神側が夜間照明を止めるような仕打ち。東京の地下鉄の父早川徳次に強盗後藤慶太が強引に銀座線を品川へではなく、田舎場末の渋谷に捻じ曲げてしまう事件。どちらがえげつないだろうか。

  • どん さん

    関東、関西の鉄道会社同士の企業対決を紹介。 昔の起業家達のやり方はえげつない。 こんな人たちが今の日本の政治家だったらどうなっているだろう

  • ぐってぃー さん

    関西本線と阪神間(阪急vs阪神vs官鉄)の話で7割ぐらい占めてて、シンプルにおもしろかった

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