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ぼくらは星を見つけた

戸森しるこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065307311
ISBN 10 : 4065307317
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

丘の上にある青い屋根のお屋敷に「住みこみの家庭教師」としてやってきた岬くん。ご主人のそらさんと、十歳の星、ハウスキーパーのシドの「家族」として迎えられあたたかい日々を過ごします。しかし、この四人には、それぞれ秘密がありました。

【著者紹介】
戸森しるこ : 1984年、埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同作は児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2017年度青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書に選定された。『ゆかいな床井くん』で第57回野間児童文芸賞を受賞

エミ・ウェバー : 1988年、三重県伊賀市生まれ。イラストレーター。旅で見た景色や動物、インテリアからインスパイアされて絵本の一場面のような物語性のあるイラストを描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009

    日本が舞台でありながら西洋の雰囲気を色濃く漂わせるお話です。未亡人の老女そらの10歳の一人息子・星(セイ)の家庭教師を募集する広告を見て館を訪れた青年・岬は一発で面接に合格し家族の一員として迎えられます。ハウスキーパーの若い女性のシドはどこか打ち解けない性格で、岬はこの一家にどこか違和感を覚えながら溶け込もうと日々努めるのでした。物語が進むにつれて解き明かされていく人間関係の謎と哀しい過去の秘密。でも主人公の岬が全員の心を開かせて段々と理想的な関係へ導いていき人は悲劇も愛の力で克服できると教えてくれます。

  • やも

    児童書とは思えない設定で、ちょいちょいツッコミもあったかな。そらさんのパートナーの学者さんを想うと、どうもしっくり来なくて。でも生きてる人が幸せなら、学者さんも報われるのかな?残された人の不幸なんて誰も望まないだろうし…。起きたことからは逃れられない。辛いことでも忘れることが出来ないのは普通のことだ。1人で抱えるには重い荷物を一緒に持って、Sweet Homeまで一緒に行ってくれる人が隣りにいたら、それは最高の人生。家族の形を考えさせられた。

  • 美紀ちゃん

    表紙の少年は桐丘星(せい)10歳。洋館のご主人はそらさん。主人公は、見た目はお兄さんの岬峻(たかし)住み込みの家庭教師他。庭師の田代さんはターシャ。ハウスキーパーの宍戸さんはシド。ソラシド!児童書なのに、登場人物の事情が複雑で深い。妾とか、叔父との子供とか。え!と思いながら読んだ。この家族の秘密とは?秘密が複雑ですごい!全員事実を知っているのに、わざとお互いに向き合わずに、それでも一緒に暮らしている。でも、クリスマスには奇跡が起きる。優しいラストで、素晴らしい。児童書だけど大人も楽しめる素敵なストーリー。

  • えんちゃん

    美しい装画とタイトルに惹かれて。お屋敷に住む女主人、少年、お手伝いさん、家庭教師。胸に秘めた過去を持つ4人の家族物語。児童書とはいえテーマが重ためだけど、家族とか愛とか優しさがストレートに伝わって、ピュアな気持ちになれる。高学年〜中学生の夏休みの感想文に良い感じ。TLで見掛けた初読み作家さん。思っていた通りすてきな物語でした。お名前も可愛くてすき。ちなみに私はつぶあん派。

  • ゆのん

    『住みこみの家庭教師募集。男性歓迎。子ども好きでどちらかといえば器用な方』丘の上の屋敷に家庭教師として雇われた岬。たんなる家庭教師ではなく『家族の一員』として迎えられる。未亡人のそら、養子の星、ハウスキーパーのシドの4人家族だ。読むにつれ3人の関係性や、岬の役割などが少しずつ明らかに。『家族』は血の繋がりだけではないもっと大切なものがある。自身の気持ちを口にしない3人だが、その心には確かな愛情がある。そらがシドに『ごめんね』ではなく『ありがとう』と言ったところでは泣かされた。静かで優しい物語。

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